岩国市の図書館では、中学生におすすめしたい本を選びました。
この他にも、図書館にはたくさんの本があります。
みなさんが心から楽しめる本と出会えることを願っています。
リストは、各学校を通じて、夏休み前に皆さんにお配りします。
小森 香折/作 偕成社
王都に暮らす下町の少年ノア。 魔法の本をめぐって次々と登場する怪しげな人たち。味方なのか、敵な のか。秘密を解き明かし、本を読める選ばれし者は誰?冒険ファンタジー小説です。
無月兄/著 KADOKAWA
誰にも言えない。妖がみえるなんて」高1の麻里はそう思っていた。でも、妖に襲われた日に出会ったクラスメイトの晴は、もっとすごい秘密を抱えていた。
あさの あつこ/著 新潮社
うまくしゃべれない引っ込み思案の高2の鈴美とさっそうとした態度で言葉をぶつける比呂。対照的な2人が、自分を取り巻く世界に悩み、笑い、立ち向かう。その姿に目が離せません。
村上 しいこ/著 講談社
中学1年生の雅也は、夏休みに北海道で養蜂場を営むおじさんを訪ねた。共同生活をすることになった施設には、さまざまな境遇の子供たちが暮らしていた…。
樋口 明雄/著 ハルキ文庫
岩国出身の著者による自伝的小説。中学生男子モリケンが、友人の、ノッポ、ムラマサ、ミッキーと共に色々な冒険を通して大人になってゆく物語。岩国周辺の様々な地名が出てきてとても身近に感じられる。
メグ・メディナ/著 橋本 恵/訳 あすなろ書房
名門の私立学校に通うメルシ。学費免除を受けるため、ボランティア活動もしなければならない。学校生活も大変なのに、家では、大好きなおじいちゃんの様子がおかしくなってきて…。
マルセロ・ビルマヘール/著 宇野 和美/訳 オーガ フミヒロ/絵 福音館書店
算数テストの時間、問題が解けなくて困っているルシオのもとに見知らぬ友があらわれ、ルシオの筆跡で答えを書いていった。あれは夢だったのだろうと思うようになっていた頃、また見知らぬ友があらわれて…。珠玉の短編集。
ラウラ・ガジェゴ・ガルシア/作 松下 直弘/訳 偕成社
キンダ王国の王子ワリードは、もうしぶんのない王子だった。しかし、詩のコンク―ルで貧しい絨毯織りの男に負け、その男を捕らえて成し遂げられない難題を課す。その後ワリードは漂泊の旅に出ることになる。この旅を終えた王子は何を得るのか!
大谷 翔平/著 ぴあ
メジャーリーグで大活躍を続ける大谷翔平は、日々どう造られていったのか?ファイターズに入団してからの等身大の大谷選手がここにいます。彼は何を考え、実行していったのでしょうか。
宮田 律/著 平凡社
2019年、アフガニスタンで凶弾に倒れた中村哲医師。人々にや食糧を与えることで平和を作ろうとした志を理解し、みなさんも平和について考えてみませんか?
竹内 早希子/著 石井 勉/絵 童心社
戦争関連の本はたくさん出版されていますが、この本は太平洋戦争で、親やきょうだいをなくした子ども達の実話です。孤児たちの行く末は想像を絶するものがあります。現在ウクライナにもこのような戦争孤児がたくさんいると思われます。孤児たちの実情を知ることができる一冊です。
山田 千紘/著 廣済堂出版
どこまでもポジティブな著者の山田さん。実は、両足と右手を事故で切断することになりました。でも、「絶望の隣には、静かに希望がたたずむ」と。どんな困難でも、立ち上がれないことはない!たくさんの勇気をもらえるノンフィクション。