岩国市図書館

新太郎4月号

最近図書館に入ったよりすぐりの本を紹介いたします。
本の所在などは、カウンターにお問い合わせ下さい。

 

各分野から

『集中力はいらない』

(森 博嗣/著 SBクリエイティブ)  141.5-モリ

だらだらするから、うまくいく! 人気作家が提唱する「アンチ集中力」のすすめ。人間のもつ本来の力を発揮する、情報過多時代の<知的生産術>を紹介する。常識にとらわれない頭の使い方がわかる。

『あだ名で読む中世史~ヨーロッパ王侯貴族の名づけと家門意識をさかのぼる』

(岡地 稔/著 八坂書房)  288.1-オカ

赤髭王、青歯王、獅子心王…。なぜ多くの王侯が「あだ名」で呼ばれ、しかもそれが長く伝わることになったのか。ヨーロッパ中世の「あだ名文化」の実態とその背景を解き明かし、命名や家門にまつわる疑問の数々に光をあてる。

『お金で読み解く明治維新~薩摩、長州の倒幕資金のひみつ』

(大村 大次郎/著 ビジネス社)  332.1-オオ

薩摩藩、長州藩、坂本龍馬と仲間たち…明治維新の主役となった者たちは、経済的な背景を持っていた! お金の動きを細かく探ることで、幕末の動乱から明治維新に至る日本の動きを再確認する。

『季節の果実をめぐる114の愛で方、食べ方』

(中川 たま/著 日本文芸社)  596.3-ナカ

果実は調味料として考えると、もっともっと料理に幅をもたせてくれる。春夏秋冬の果実ごとに、生のまま料理に使うフレッシュメニュー、保存が効くストックメニューと、ストックを使ったアレンジレシピを紹介する。

『「太陽の塔」岡本太郎と7人の男(サムライ)たち~48年目の誕生秘話』

(平野 暁臣/著 青春出版社)   606.9-ヒラ

太郎に選ばれた誇りと自負心、太郎との衝突、ビジネスを超えた無条件の情熱…。岡本太郎のもとで<太陽の塔>の建設に携わった男たちが、当事者しか知り得ない知られざる真実を語った証言集。

『創造&老年~横尾忠則と9人の生涯現役クリエーターによる対談集』

(横尾 忠則/著 SBクリエイティブ)  702.1-ヨコ

絵を描くことと、生命というものが、どこかでひとつながりになっている。その感覚を確かめるために、80歳以上の現役クリエーターを訪ね歩いた-。瀬戸内寂聴、磯崎新、佐藤愛子、山田洋次ら9人のクリエーターとの対話集。

『迷わず書ける記者式文章術~プロが実践する4つのパターン』

(松林 薫/著 慶應義塾大学出版会)   816-マツ

著者が新聞記者時代に教わった、作文の技術や練習方法を伝授。構想を練る方法や、情報の収集法も解説する。大学やビジネスで使う固い文から、ブログなどに載せるやわらかい文まで、幅広い文章が書ける技術が身につく。

療養・医療・健康・福祉など

『あなたを悩ます困った人~障害やこころの病気を理解する』

(柴田 豊幸/著 幻冬舎)  493.7-シハ

空気が読めない、約束をよく忘れる、些細なことですぐにキレる…。発達障害やこころの病気によって「困った人」と受け取られてしまっている人たちの特徴、行動、会話などの対応のコツを症状ごとにまとめる。

『がんになった親が子どもにしてあげられること』

(大沢 かおり/著 ポプラ社)   494.5-オオ

「がんになった親」が「子ども」にできることは何か。子どもにがんを伝えるための方法、周囲からのサポートを得る方法、残された時間の過ごし方などを紹介する。「がん」と向き合うために必要な情報も掲載。

『自傷・自殺のことがわかる本~自分を傷つけない生き方のレッスン』

(松本 俊彦/監修 講談社)  493.7-シシ

「死にたい」「消えたい」の本当の意味は? 自傷や「死にたい」気持ちに悩む当事者にとって、回復への道につながるスキルを、また彼らを助けたいと思う家族や周囲の人たちへの適切な支援法を徹底図解する。

小説・エッセイ他

『天龍院亜希子の日記』

(安壇 美緒/著 集英社)  913.6-アタ

人材派遣会社で働く田町譲。平凡な男のブラックな日常を勇気づけるのは、幼い頃に憧れていた野球選手と、長らく会っていない元同級生の日記だった…。『小説すばる』掲載に加筆し単行本化。小説すばる新人賞

『本のエンドロール』

(安藤 祐介/著 講談社)    913.6-アン

印刷会社の営業・浦本学は就職説明会で言った。「印刷会社はメーカーです」 営業、工場作業員、DTPオペレーター、デザイナー…。印刷会社全面協力のもと、奥付には載らない本造りの裏方たちを描いたお仕事小説。

『一身二生~吉宗の遺言』

(太田 俊明/著 日本経済新聞出版社) 913.6-オオ

伊能忠敬が隠居後の56歳から16年をかけて測量し、没後に陽の目を見た「大日本沿海輿地全図」。史上初の日本総図完成は将軍・吉宗の悲願だった-。没後200年、シニアの生き方の手本ともなる新たな忠敬像を描く歴史小説。

『スタア誕生』 

(金井 美恵子/著 文藝春秋)  913.6-カナ

<金魚の娘>はスタアになれるかしら-。モナミ美容室の女たちは噂する。50年代の映画の記憶を精緻に編みこんだ、切なく甘い長編小説。「噂の娘」の姉妹作。『群像』『文學界』掲載を単行本化。

『虚談』

(京極 夏彦/著 KADOKAWA)  913.6-キヨ

元デザイナーで小説家の「僕」は、デザイン学校時代の同輩から「13歳のときに死んだ妹が、年老い、中学の制服を着て現れた」という話を聞く。だが、「僕」の記憶と食い違いがあり…。全9篇の連作集。『幽』掲載を単行本化。

『国会議員基礎テスト』

(黒野 伸一/著 小学館)  913.6-クロ

三権分立のうち、国会議員にだけ試験がないのを疑問に思っていた橋本代議士は、政治家にも資格試験を義務化する法案の立法に向けて邁進し…。物語を通して政治がわかる一冊。『STORY BOX』連載に加筆し単行本化。

『カーネーション』

(徳永 圭/著 KADOKAWA)  913.6-トク

図書館司書の諒子は、離婚して孤独な毎日を送っていた。専業主婦の美咲は、3歳の娘の育児に疲弊していた。ふたりの女性の人生が交錯するとき、浮かび上がるのは愛か、憎しみか…。

『首都圏大震災』

(牧野 武則/著 幻冬舎)  913.6-マキ

伊豆半島沖で奇妙な音を耳にした量子コンピュータの研究者・吉岡は、観測とデータ解析を進める。それは日本史上最大級の超巨大地震の発生を示すものだった。最新研究をもとに描いた、東京直下型大地震のシミュレーション小説。

『ディレイ・エフェクト』

(宮内 悠介/著 文藝春秋)  913.6-ミヤ

戦時下の日常が現在と重なって見えるようになった。大混乱に陥った東京に昭和20年の空襲が迫る。これからわたしは、焼け落ちる幻の家のなか、曾祖母の死を見ることになるのだ…。芥川賞候補となった表題作など全3編を収録。

『エンディングノート』

(山本 譲司/著 光文社)  913.6-ヤマ

還暦を迎える男には、この半年の間に対照的な2人の死があった。準備万端整えて亡くなった83歳の母と、27歳で自殺した元部下。2人からは共通して後悔の念だけはうかがえず…。『小説宝石』連載を加筆修正。

『雪割草』

(横溝 正史/著 戎光祥出版)     913.6-ヨコ

突然婚約を取り消された、地元の実力者の一人娘・有爲子。実の娘ではないことを知った彼女は、父の遺した手紙を頼りに上京し…。<探偵小説が禁じられた時代>に、家庭小説として地方紙に連載された横溝正史の幻の長編小説。

『坂を見あげて』

(堀江 敏幸/著 中央公論新社)  914.6-ホリ

地面を一心に見つめてなにかを探している少年に、私はたぶん、声をかけるだろう。そして春が来る前に、身体のなかで金色の花を静かに咲かせるだろう-。季節の移ろいと響きあう散文集。

『上を向いてアルコール~「元アル中」コラムニストの告白』

(小田嶋 隆/著 ミシマ社)  916-オタ

「40で酒乱、50で人格崩壊、60で死にますよ」と医者に宣告された著者。なぜ、自分だけが脱け出せたのか? 約20年の歳月を経て、自分がアル中であったこと、脱アル中への道がどんなものであったのかを綴る。

『アウシュヴィッツの歯科医』

(ベンジャミン・ジェイコブス/著 上田 祥士/監訳 向井 和美/訳 紀伊國屋書店)   936-シエ

1941年、21歳のユダヤ人歯科医学生が強制収容所へ送られた。母は彼に歯の治療用具箱を持たせた…。機転と知恵を働かせながら、信じがたいほどの試練をかいくぐって奇跡的に生き延びた青年が自ら綴ったノンフィクション。