岩国市図書館

新太郎2月号

最近図書館に入ったよりすぐりの本を紹介いたします。
本の所在などは、カウンターにお問い合わせ下さい。

 

各分野から

『わたしの名前は「本」』

(ジョン・アガード/作 ニール・パッカー/画 金原 瑞人/訳  フィルムアート社)   020.2-アカ

 伝えること、読むこと、書くこと、広めること、残すこと。「本」が教えてくれる、「本」の物語。文字の発明から電子書籍まで、気の遠くなりそうな本の歴史を、イラストと様々な本からの引用を交えてコンパクトにまとめる。

『大嘗祭~天皇制と日本文化の源流』

(工藤 隆/著 中央公論新社)  210.0-クト

新天皇が即位後に行う大嘗祭。謎に包まれたその儀式を、天武朝から古墳時代、弥生・縄文時代へと遡って考察し、そのルーツが長江以南地域の古い稲作儀礼にあることを解明。現在に至る日本的心性の基層を浮かび上がらせる。

『貧困の戦後史~貧困の「かたち」はどう変わったのか』

(岩田 正美/著 筑摩書房)  368.2-イワ

敗戦直後の食糧難の時代から、ホームレス、ネットカフェ難民、子どもの貧困まで。戦後日本の貧困の「かたち」がいかに変容したかを描き出し、今日における貧困問題の核心を衝く。

『おばあちゃんとおやつ』

(産業編集センター/編 産業編集センター)  596.6-オハ

くずまんじゅう、がんづき、揚げ餅、ういろう…。全国各地のお菓子づくりが好きなおばあちゃんたちが、あまいおやつ、塩っけのあるおやつ、郷土に伝わるおやつにまつわる思い出を語る。全編レシピ付き。

『奇跡のスーパーマーケット』

(ダニエル・コーシャンほか/著 太田 美和子/訳 集英社インターナショナル       673.8-コシ

「企業は社会のために」を実現する地元スーパーのCEOが退陣に追い込まれた。従業員、顧客、取引業者たちが立ち上がり、CEOを取り戻す奇跡の運動が始まった! 「企業は誰のものか」を問う、全米を湧かせた実話。ベスト・ビジネス書優秀賞。

『ウィリアム・モリス~英国の風景とともにめぐるデザインの軌跡』

(藤田 治彦/監修・章解説 織作 峰子/フォト・エッセイ ウィリアム・モリス出版委員会)  757.0-モリ

英国の詩人、思想家であり近代デザイン史上に大きな影響を与えたデザイナー、ウィリアム・モリス。実際のモリス作品の色を忠実に再現した図版とともにモリスゆかりの地とその歴史を眺め、モリスデザインの軌跡を探る。

『社会人のための英語の世界ハンドブック』

(酒井 志延ほか/編 大修館書店)   830.7-シヤ

英語圏の文化や事情、英語の歴史、映画・音楽・スポーツ、英語でのプレゼンや履歴書の書き方などを解説する。英語の知識を“広げる“深める”情報が満載。見返しに地図あり。

療養・医療・健康・福祉など

『世界一ゆる~い!解剖学的コンディショニング~体の中を“見える化”して、不調を解消』

(有川 譲二/著 主婦と生活社)  492.7-アリ

「ゆる~い解剖学」で体の中を“見える化”! 筋肉をイメージして「さわる」「動かす」だけで体の不調や痛みを改善するコンディショニング法を、肩や腰、ひざなど部位別にイラストでわかりやすく紹介する。チェック欄あり。

『がんばりすぎずにしれっと認知症介護』

(工藤 広伸/著 新日本出版社)   493.7-クト

認知症の母を遠距離介護する著者が、「ムリをせず、ラクをする介護」を提案。認知症のつらい介護を、発想の転換と工夫により、楽しく穏やかな介護に変えた実践の記録。

『疲れをとるなら帰りの電車で寝るのをやめなさい』

(伊藤 和弘・佐田 節子/著 三島 和夫/監修 日経BP社)  498.36-イト

超多忙で眠れない日本人が、今すぐ身につけるべき「疲労回復スキル」とは? 日本人の睡眠の問題を知り尽くしたプロフェッショナルが、最新の科学のエビデンスに基づいたノウハウを余すことなく伝授する。

小説・エッセイ他

『名作なんか、こわくない』

(柚木 麻子/著 PHP研究所)  902.3-ユス

信じることをあきらめないエネルギー「女の一生」、恋の幕引きに漂う爽快感「返事はあした」、目を背けたい性分を描き切る「嵐が丘」…。柚木麻子が古今東西の名作の魅力を紹介。『PHPスペシャル』連載に加筆し単行本化。

『千年後の百人一首』

(清川 あさみ・最果 タヒ/著 リトルモア)    911.1-キヨ

表現・交信・ひとりごと・恋の告白…。コミュニケーションの原点が、清川あさみの絵と最果タヒの訳によって鮮やかによみがえる、この世限りの百人一首。それぞれの歌が詠まれた背景や詠み人についての情報も収録。

『カーテンコール!』 

(加納 朋子/著 新潮社)  913.6-カノ

経営難で萌木女学園は閉校することに決まっていた。にもかかわらず、卒業できなかった女学生たちを宿泊施設にひとまとめにして、特別補講を行うことになったが…。「惑-まどう-」『小説新潮』掲載を単行本化。

『テーラー伊三郎』

(川瀬 七緒/著 KADOKAWA)  913.6-カワ

保守的な田舎町の老舗紳士服店に飾られた美しいコルセット“コール・バレネ”。それは、貧困家庭に育つ高校生・海色の人生を変える、色鮮やかな「革命」の始まりだった…。痛快エンタメ。『文芸カドカワ』掲載に加筆し書籍化。

『ビギナーズ・ドラッグ』

(喜多 喜久/著 講談社)  913.6-キタ

中堅製薬会社で事務職を務める恵輔は、治療困難な難病に侵されている千夏に一目惚れする。自ら治療薬を創ればいい、と思い立った恵輔は、同期の研究員・理沙を巻き込み準備を始めるが、周囲の風当たりは強く…。

『架空の犬と嘘をつく猫』

(寺地 はるな/著 中央公論新社)  913.6-テラ

羽猫家は6人家族。変なのは名字だけでなく、それぞれがちょっと変わった嘘をつくこと-。羽猫家長男の山吹が大人になり、みんなの<嘘>が解かれたとき、本当の家族の姿が見えてくる。嘘をつき続けた家族の素敵な物語。

『映画化決定』

(友井 羊/著 朝日新聞出版)  913.6-トモ

放課後の教室でナオトが落とした一冊のノートを拾ったのは、同級生の天才映画監督・ハル。彼女はそこに書かれたマンガのネームを見て、言った。「これをわたしに撮らせてほしい」と…。切ない青春の物語。

『天翔ける』

(葉室 麟/著 KADOKAWA)  913.6-ハム

時は幕末。越前福井藩主・松平春嶽は、老中・阿部正弘や薩摩の島津斉彬ら外様雄藩と連携し、新しい幕府のあり方を模索してゆく。日本を守るため、激動の時代を駆け抜けた春嶽の生涯を描く。『小説野性時代』連載を単行本化。

『背中、押してやろうか?』

(悠木 シュン/著 双葉社)     913.6-ユウ

連続する同級生の死は、事故なのか自殺なのか。親友の不登校、そして突然始まった「ぼく」へのいじめ。一体この中学校でなにが起こっているのか…。『小説推理』連載に加筆し単行本化。

『思えば、孤独は美しい。』

(糸井 重里/著 ほぼ日)  914.6-イト

文章を書くことは、自分に質問を続けることかもしれない-。糸井重里が2016年に書いたことばのなかから、こころに残る「小さいことば」を選りすぐった本。写真も多数掲載。

『チェコの十二カ月~おとぎの国に暮らす』

(出久根 育/著・絵 理論社)  915.6-テク

歴史の息づく街プラハに移り住んだ画家が、復活祭、クリスマス、謝肉祭といった季節を彩るフォークロアを中心に人々とのふれあいを描いたエッセイ集。描き下ろしイラストも多数収録。理論社ホームページ連載に加筆し書籍化。

『愛と憎しみ奇跡の老老介護』

(阿井 渉介/著 講談社)  916-アイ

医療、介護現場のあまりに<寒い>現実に怒り嘆息しながらも、献身的で懸命な介護で奇跡的な回復を遂げつつあった母。そんな最中、自身が癌に…。息子71歳、母100歳の、壮絶な老老介護の日々をつづる。

『刑務所の読書クラブ~教授が囚人たちと10の古典文学を読んだら』

(ミキータ・ブロットマン/著 川添 節子/訳 原書房)   936-フロ

男性ばかりのジェサップ刑務所で、女性教授がはじめた読書クラブ。古典文学を読んだ囚人たちは、何を思うのか。やがて彼らは、思いがけない視点から物語の核心へと近づいていく。読書の常識を覆す驚嘆のノンフィクション。