岩国市図書館

新太郎8月号

最近図書館に入ったよりすぐりの本を紹介いたします。
本の所在などは、カウンターにお問い合わせ下さい。

 

各分野から

『ぐるぐる♡博物館』

(三浦 しをん 著/実業之日本社)   069.0-ミウ

国立科学博物館、雲仙岳災害記念館、めがねミュージアム…。人類史の最前線から、秘宝館まで、個性あふれる博物館を探検するルポエッセイを収録。『紡』他、掲載に書き下ろしを加え単行本化。

『Mr.トルネード~藤田哲也世界の空を救った男』

(佐々木 健一 著/文藝春秋)   289.1-フシ

日本、アメリカ、戦争、原爆、死、そして謎の墜落事故-。「ダウンバースト」を発見し、航空事故を激減させた天才気象学者・藤田哲也の実像を明らかにする。NHK番組「ブレイブ 勇敢なる者」の取材内容をもとに書籍化。

『古文書講師になれました~わたしの独学体験』

(宇野 藍子 著/柏書房)   379.7-ウノ

漫画家を目指し、大学はAI専攻の理系女子、学校でちゃんと歴史を勉強したこともないし、歴史を良く知らない。それでもくずし字が読みたい! その一心で、古文書講師にまでなった著者が、自身の独学の体験を綴る。

『紙の日本史~古典と絵巻物が伝える文化遺産』

(池田 寿 著/勉誠出版)  585.6-イケ

日本人の生活は古来、紙と共にあった。さまざまな古典作品や絵巻物をひもときながら、紙漉きの様子、紙の機能と用途、紙名と紙色、反古紙について解明。文化の源泉としての紙の実像と、それに向き合ってきた人々の営みを探る。

『メロンとスイカの歴史』

(シルヴィア・ラブグレン 著・龍 和子 訳/原書房)  626.2-ラフ

メロンはその昔、「魅力的だがきわめて危険」とされていた!? アフリカからシルクロードを経てアジア、南北アメリカへ…。先史時代から現代までの、世界のメロンとスイカの複雑で意外な歴史を追う。レシピ集付き。 

『あやしい美人画』

(松嶋 雅人 編・著/東京美術)  721.0-アヤ

あやしく、時におそろしささえ感じさせる美人画。表面的な美しさではなく、女性の内面に潜む哀しみ、怒り、嘆きを表現した江戸から現代に至る画家たちの想いにも目をむけながら、さまざまな作品を紹介する。

『誤解されやすい方言小辞典~東京のきつねが大阪でたぬきにばける』

(篠崎 晃一 著/三省堂)   818-シノ

「おかしい」が「はずかしい」、「ぐれる」が「捻挫する」…。共通語と同じ語形だが、じつは地域独特の意味がある、誤解されやすい「方言」を五十音順に181項目掲載。イラストをまじえて丁寧に解説する。

療養・医療・健康・福祉など

『身近な人が脳梗塞・脳出血になったときの介護と対策~備えて安心』

(鈩 裕和 監修/自由国民社)  493.7-ミシ

身近な人が脳梗塞・脳出血になったとき、「いますぐやる」ことは? 「知っておくべき」ことは? 脳卒中の基礎知識や治療から、自宅に戻ってからの家族による介護、介護保険やその他の公的サービスの利用法までを解説する。

『子どもの敏感さに困ったら読む本~児童精神科医が教えるHSCとの関わり方』

(長沼 睦雄 著/誠文堂新光社)   496.6-スカ

ささいなことを気にして、傷つきやすい敏感気質(HSP/HSC)の子どもたちと、どう向き合えばいいのか。臨床医が、敏感な子どもたちのさまざまな特徴や傾向を解説し、敏感気質を才能として輝かせる方法を紹介する。

『40歳からの不調がみるみる良くなる体の使い方』

(岡田 慎一郎 著/産業編集センター)  498.3-オカ

いつもダルい、体が重い、急にイライラする…。40歳からの女性の心身の不調は、体の使い方を変えれば改善できます! 体に負担を掛けない、合理的な体の使い方を紹介します。時間をかけずに、手軽に取り組めるヒントが満載。

小説・エッセイ他

『ハッチとマーロウ』

(青山 七恵 著/小学館)  913.6-アオ

ハッチとマーロウは双子の女の子。11歳の誕生日、ママが突然「大人を卒業する」と宣言した。料理洗濯掃除に勉強。ふたりに突如シビアな現実が降りかかり…。『きらら』連載を書籍化。

『水底は京の朝』

(岩下 悠子 著/新潮社)  913.6-イワ

人見知りの新人女性監督と人間嫌いな脚本家。虚構と真実の境界線で2人が見たものとは? 連続ドラマ制作中の2人にせまる邪な闇と謎。名女優や片腕の男たちも巻き込み、撮影は進行するが…。『小説新潮』掲載等を書籍化。

『間取りと妄想』 

(大竹 昭子/著 亜紀書房)  913.6-オオ

川を渡る船のような家、海を見るための部屋、双子が住む左右対称の家…。13の間取りから広がる、シュールで奇妙な物語集。建築家が描いた間取り図付き。ウェブマガジン『あき地』連載に書き下ろしを加えて単行本化。

『あなたが子供だった頃、わたしはもう大人だった』

(川崎 徹 著/河出書房新社)  913.6-カワ

生と死、虚と実のあわいを行き来する語りの魔法…。小説の時間と現実の時間がまざりあう書き下ろし長篇。父の臨終に立ち会う男を描いた初期傑作「彼女は長い間猫に話しかけた」も併録する。

『茄子の輝き』

(滝口 悠生 著/新潮社)  913.6-タキ

別れた妻の面影、震災後の不安な日々、同僚との他愛ない会話。熱を発し続ける不確かな記憶をめぐる連作短篇6篇に、ある秋の休日の街と人々を鮮やかに切りとる「文化」を併録。『新潮』『三田文学』等掲載を書籍化。

『明治乙女物語』

(滝沢 志郎 著/文藝春秋)  913.6-タキ

明治中期、高等師範学校女子部に通う夏と咲たちは、鹿鳴館の舞踏会に招待を受ける。そこには暴徒の魔の手が忍び寄っていて…。女に学問はいらぬという世相にあらがいながら躍動する“戦う乙女”たちを描く。

『ショートショート・BAR』

(田丸 雅智 著/光文社)  913.6-タマ

行きつけのBARで勧められた奇妙なお酒。アルコール度数マイナス14%、不思議なお酒の秘密とは? 「マイナ酒」をはじめ全21話を収録。1話5分で非日常の世界に酔いしれる、極上のショートショート集。

『天狗の回路』

(中上 紀 著/筑摩書房)  913.6-ナカ

国際結婚した夫との不仲に悩む綾に、SNSで知り合った女からコメントが届く。綾の腹違いの従姉妹であるらしい女は、彼女の血族の物語を語りだす…。『早稲田文学』掲載を単行本化。

『息子と狩猟に』

(服部 文祥 著/新潮社)     913.6-ハツ

圧倒的なリアリティと息を呑む展開に震える表題作と、最も危険な山での極限下の出来事を描く「K2」の2篇を収録。常に生死と向き合う登山家であり猟師である著者が、生命の根源に文章表現で迫る。『新潮』掲載を単行本化。

『ドローン探偵と世界の終わりの館』

(早坂 吝 著/文藝春秋)  913.6-ハヤ

ドローン遣いの名探偵・飛鷹六騎が挑む連続殺人。奇妙な死体と北欧神話が示すのは…。廃墟ヴァルハラで繰り広げられる命懸けの知恵比べ! 『別冊文藝春秋』連載に加筆し単行本化。

『ここから先は何もない』

(山田 正紀 著/河出書房新社)  913.6-ヤマ

3億キロ彼方の小惑星で発見された、化石人骨「エルヴィス」。日本の無人探査機が採取したサンプルだが、アメリカが不当にも自国の管理下に秘匿してしまう。民間軍事会社のリーダー大庭は、その情報奪還チームを集結し…。

『箸もてば』

(石田 千 著/新講社)   914.6-イシ

ひとくちめのビールが喉もとすぎる。会えなくなったひとにも会える-。食べることは日々の命の賛歌。食べ物を巡る、四季折々の恵みの出会いと喜びを、滋味深い文章で綴る。『清流』『OriOri』連載他を書籍化。

『荒野に立てば~十字路が見える』

(北方 謙三/著 新潮社)   914.6-キタ

大仕事を終えた私に訪れたのは、次の物語をはじめる不安と、迷う自分との決別だった-。人生の滋味、エッセイの醍醐味をあじわい尽くす一冊。『週刊新潮』連載に加筆し単行本化。

『世事は煙の如し~中短篇傑作選』

(余 華 著・飯塚 容 訳/岩波書店)   923.7-ユイ

数字で名づけられた老若男女が、次々と死の影にとらわれ…。表題作をはじめ、現代中国文学を牽引する作家による、暴力と狂気と不条理に彩られた“魯迅×カフカ”な6つの物語を収録する。