岩国市図書館

新太郎9月号

最近図書館に入ったよりすぐりの本を紹介いたします。
本の所在などは、カウンターにお問い合わせ下さい。

 

各分野から

『禅とジブリ』

(鈴木 敏夫/著 淡交社)   188.8-スス

やわらかく、やさしく、強く、この時代を生きるには-。スタジオジブリ・プロデューサーが、3人の禅僧と語る“半径3メートル”の禅問答。『なごみ』連載に加筆し単行本化。

『ゲッベルスと私~ナチ宣伝相秘書の独白』

(ブルンヒルデ・ポムゼルほか/著 石田 勇治/監修 森内 薫ほか/訳 紀伊國屋書店)  234.0-ホム

なにも知らなかった。私に罪はない-。ヒトラーの右腕としてナチ体制を牽引したゲッベルス宣伝相の103歳の元秘書が、69年の沈黙を破り当時を回想する。2018年6月公開の同名ドキュメンタリー映画の書籍版。

『好き嫌い~行動科学最大の謎』

(トム・ヴァンダービルト/著 桃井 緑美子/訳 早川書房)   361.4-ハン

IoT/ビッグデータの時代、人の選好を操る手法が開発されている。心理学や生物学、行動経済学の最新研究や、ネットフリックスなどへの潜入から、人間の「好き嫌い」を左右する原則を解剖し、その面白さを説く。

『陛下、お味はいかがでしょう。~「天皇の料理番」の絵日記』

(工藤 極/著 徳間書店)   596.0-クト

宮内庁大膳課厨房第二係に勤務し、洋食担当として働いた著者が、昭和天皇から今上天皇にいたる皇室ご一家の食卓、だんらん、知られざる食にまつわるエピソードをイラストとともに紹介。家庭で再現できる宮中レシピも収録。

『子どもと木であそぶ~樹木医が教える「木あそび」ガイド』

(岩谷 美苗/著 東京書籍)    653.2-イワ

アオダモの枝で蛍光ペンあそび、ナツメの葉で甘さを感じない実験、ムクロジの実でイルミネーション…。身近にある木を素材に、親子で楽しくあそべるアイディアを、樹木医の著者が紹介します。木の豆知識も満載。

『トラベル・フォトレシピブック~空気感のある旅の感動シーンの撮り方』

(野寺 治孝/著 玄光社)   743-ノテ

いまいちな旅行記念写真ではなく、あなたの視点で見た個性溢れる最高の旅写真が撮れるようになるガイドブック。料理本のレシピ風に文章を最小限に抑え、“空気感のある感動シーン”の撮り方を簡潔に解説する。

『くらべてわかるオノマトペ』

(小野 正弘/著 東洋館出版社)    814-オノ

「へとへと」と「くたくた」どっちの方が疲れている? 「のんびり」と「ゆったり」どっちの方がくつろいでいる? 日本語は世界でも指折りのオノマトペの宝庫。意味の似たふたつのオノマトペ50組を比べながら解説する。

療養・医療・健康・福祉など

『腸と脳~体内の会話はいかにあなたの気分や選択や健康を左右するか』

(エムラン・メイヤー/著 高橋 洋/訳 紀伊國屋書店)   491.3-メイ

私たちの消化器系は、従来の想定よりはるかに複雑で強力だ-。腸と腸内の微生物と脳が交わす情報のやりとりが心身に及ぼす影響や、腸内環境の異変と疾病の関係などをわかりやすく解説。食事や生活に関するアドバイスも収録。

『がん宣告「される前に!」「されたら!」まず読む本』

(吉川 敏一/著 主婦と生活社)   494.5-ヨシ

がんと診断されたらまず何をする? 治療の効果は? 仕事や生活はどうなる? 心構えから、検査・手術・先進医療、家庭での過ごし方、医師との面談の注意点まで、がんの正しい知識とつき合い方をやさしく解説する。

『さいごまで「自分らしく」あるために~ホスピスの現場から』

(山崎 章郎ほか/著 春秋社)    490.1-サイ

人生の最終章を自分らしく迎えるために-。それぞれの臨床現場で終末期の<いのち>と向き合ってきた先駆者が、多死社会の到来とも言われる2025年問題のあり様とそれに対する様々な取り組みを語る。講演等をもとに書籍化。

小説・エッセイ他

『漱石の地図帳~歩く・見る・読む』

(中島 国彦/著 大修館書店)  910.2-ナツ

本郷・小石川、千駄木、早稲田南町…東京の地理に深く結びついた夏目漱石の文学作品。漱石ゆかりの場所、作品に描かれた場所を訪ね、「坂」と「台地」という視点から漱石の作品を読み直す。

『秘録島原の乱』

(加藤 廣/著 新潮社)    913.6-カト

舟で大坂湾を離れた豊臣秀頼。彼は大坂夏の陣を生き延びていた。島原に旧豊臣配下が集結し…。そして出自の謎を持つ天草四郎は、一人ではなかった! 「加藤史観」が時空を駆ける長編時代小説。『小説新潮』連載を単行本化。

『清らかな、世界の果てで』

(北里 紗月/著 講談社)    913.6-キタ

「皮膚の下を小さな虫が這っている」と訴えながら死んだ男。その友人も転落死し、死体から大量の虫が発見された。前代未聞の寄生虫症候群か? 続発する嚙みつき通り魔事件との関係は? 天才毒物研究者・由紀が謎に挑む。

『絵金、闇を塗る』 

(木下 昌輝/著 集英社)    913.6-キノ

江戸末期に土佐に生まれ、狩野派の技法を短期で習得した天才絵師・絵金。市川團十郎や武市半平太等、その絵に人生を左右された男たちの生きざまから、絵金の人物像を浮き彫りにする時代小説。『小説すばる』連載に加筆・修正。

『マトリョーシカ・ブラッド』

(呉 勝浩/著 徳間書店)  913.6-コ

陣馬山で発見された白骨死体の傍らに、謎の薬物が入ったマトリョーシカが埋められていた。その男は5年前、神奈川県警が組織ぐるみで隠蔽した事件の関係者だった。県警に激震が走る中、八王子で第二の惨殺死体が発見され…。

『生き残り』

(古処 誠二/著 KADOKAWA)  913.6-コト

イラワジ河で敵機に襲われ中州に籠城中、次々と命を落とす兵隊。いったい中州で何があったのか? 息もできない閉塞感と驚天動地の展開の中で、人間存在のままならなさを鋭く突いた戦場ミステリ。

『パラレルワールド』

(小林 泰三/著 角川春樹事務所)  913.6-コハ

お父さんとお母さんと3人で仲良く暮らすヒロ君。でも、お母さんにはお父さんが見えなくて…。不可思議な世界と、家族・少年の成長の物語。『Webランティエ』連載等を加筆修正し単行本化。

『友を待つ』

(本城 雅人/著 東京創元社)  913.6-ホン

伝説の週刊誌記者が、不法侵入と窃盗の容疑で逮捕された。取り調べ中に語った「友を待つ」という一言の真意とは。後輩記者たちは、10年前のある官僚との因縁に気づき…。『ミステリーズ!』連載を加筆し単行本化。

『死にたい、ですか』

(村上 しいこ/著 小学館)   913.6-ムラ

4年前、由愛が中1の時に兄がいじめが原因で自ら命を絶った。いまだに兄に固執する母、アルコール依存症の父。崩壊寸前の家族をつなぎ止めたい由愛。彼女のもがいた末の選択は…。いじめによる自死遺族の苦悩と葛藤を描く。

『大ぼら吹きの城』

(矢野 隆/著 KADOKAWA)   913.6-ヤノ

城下町で初めてみた美しい女性に求婚し、戦場では命を惜しみ逃げ回る。そして信長からは、禿げ鼠と誹られる男、藤吉郎。嫁も出世も、城すらも法螺で摑んだ男は、なぜ強者や信長をも惹きつけたのか。書き下ろし長篇歴史小説。

『小説曲直瀬道三~乱世を医やす人』

(山崎 光夫/著 東洋経済新報社)  913.6-ヤマ

信長、秀吉、光秀の命を預かり、家康に医術を授けた名医がいた-。戦国の世、市井の人々から多くの武将まで、わけへだてなく診た医師・曲直瀬道三の生涯を描く。『和漢薬』連載を単行本化。

『日本の美徳』

(瀬戸内 寂聴・ドナルド・キーン/著 中央公論新社)  914.6-セト

日本の古典が愛読されている理由、文豪たちとの貴重な思い出、時代の中で変わっていく言葉、変わらない心…。ともに96歳のドナルド・キーンと瀬戸内寂聴が、「日本の心」について熱く語り合う。

『森籠もりの日々』

(森 博嗣/著 講談社)   915.6-モリ

「待ち時間というものが、そもそ嫌いです。待たない工夫をします」「本当の「学ぶ」「知る」とは、検索では見つからない情報を得ることです」…。小説家・森博嗣による、178日分の仕事、遊び、思考の詳細。ブログを書籍化。

『あなたを愛してから』

(デニス・ルヘイン/著 加賀山 卓朗/訳 早川書房)    933.7-レヘ

父を知らずに性格破綻の母の手で育てられたレイチェルは、母の死後に父の行方を捜す。しかし、捜し当てたのは残酷な真実だけだった。ようやく真の愛とめぐりあい、幸せな生活を手に入れるが、その裏にも残酷な陥穽が…。