岩国市図書館

新太郎4月号

最近図書館に入ったよりすぐりの本を紹介いたします。
本の所在などは、カウンターにお問い合わせ下さい。

 

各分野から

『「自分」を生きる~上手に生きるより潔く』

(坂東 眞理子/著 あさ出版)   159.6-ハン

「ありのままの自分」に振り回されない、嫌いな人とは適度な距離を保つ、年齢はできない理由にはならない、感謝の言葉を出し惜しみしない…。「自分」を大切に生きるための36のコツを紹介する。

『「駅の子」の闘い~戦争孤児たちの埋もれてきた戦後史』

(中村 光博/著 幻冬舎)  210.7-ナカ

「駅の子」「浮浪児」などと呼ばれた戦争孤児。飢えと寒さ。物乞いや盗み。戦争が終わってから始まった闘いの日々…。これまで口を閉ざしてきた「駅の子」たちが、初めてその体験を語る。NHKスペシャルを書籍化。

『10年後に食える仕事食えない仕事~AI、ロボット化で変わる職のカタチ』

(渡邉 正裕/著 東洋経済新報社)   366.2-ワタ

ITを中心とするテクノロジー進化で、日本人の仕事はどう変わろうとしているのか。仕事の未来を5カテゴリに分類して解説し、どのようにキャリアをシフトすべきかを説明する。『MyNewsJapan』連載を書籍化。
  

『自炊のトリセツ~おいしいごはんの法則』

(小田 真規子/著 池田書店)     596-ハフ

自炊は、節約と暮らしの豊かさのどちらも実現してくれるもの。卵、肉、魚、野菜等の食材の取り扱い方、「焼く」「煮る」といった基本の調理法、炊飯器を使いこなす方法を、豊富なレシピとともに紹介。

『ハーブで楽しむ庭づくり~育てて生かす』

(東山 早智子/監修 成美堂出版)  617.6-セツ

ハーブを育てて収穫し、活用すると日々の暮らしが豊かになります。ハーブ栽培の基本から季節ごとのガーデン作業までを、写真でわかりやすく解説します。お手本にしたいハーブガーデン、ハーブ図鑑も収録。

『澄川喜一そりとむくり』

(澄川 喜一/著 求龍堂)    710.8-スミ

戦後の抽象彫刻のパイオニアであり、東京スカイツリーのデザイン監修など多彩な創作活動を行ってきた澄川喜一。60年以上に及ぶ創作活動の全貌を紹介する。2020年2〜5月に横浜美術館で開催の同名展覧会の公式図録。

『漢字の植物苑~花の名前をたずねてみれば』

(円満字 二郎/著 岩波書店)      811.2-エン

「木蘭」はどうして「もくらん」ではなく「もくれん」と読むのか。「躑躅(つつじ)」の難しい漢字はそもそもどういう意味なのか。植物漢字の面白話を、語源や成立ち、日本伝来の頃にまで遡り解説する。『図書』連載に加筆。

療養・医療・健康・福祉など

『飲んでる薬、多すぎませんか?~正しい薬の飲み方・減らし方』

(秋下 雅弘/著 アートデイズ)  493.1-アキ

怖い副作用を起こす薬の飲みすぎ。どうしたら上手に薬を減らすことができるのか。高血圧、うつ病、風邪といった症状別に薬の効果と副作用を解説するほか、効果的な飲み方や薬の減らし方を伝える。Q&Aも収録。

『スマホ依存から脳を守る』

(中山 秀紀/著 東京:朝日新聞出版)  493.7-ナカ

大人も子どもも依存物と知らずにつきあい、気づいたときには重症化しているのがスマホ依存の恐ろしさ。オンラインゲーム障害を中心にしたスマホ依存とその治療の実態を、精神科医が診療経験に基づいて語る。

『ビジュアルパンデミック・マップ~伝染病の起源・拡大・根絶の歴史』

(サンドラ・ヘンペル/著 日経ナショナルジオグラフィック社)     493.8-ヘン

ペスト、インフルエンザ、エイズ、ジカ熱…。20の感染症を取り上げ、データをもとに感染経路や終息の例、感染地域などをわかりやすく地図化。感染のきっかけ、病原体発見の感動等をストーリーでやさしく紹介する。

小説・エッセイ他

『色のない虹~石牟礼道子<句・画>集』

(石牟礼 道子/著 弦書房)  911.3-イシ

あめつちの身ぶるいのごとき地震くる モスリンの晴れ着来てまた荷を負いぬ 石牟礼道子が最晩年の2年間に遺したことば、凝縮された想いを、俳句とその自句自解、水彩画と鉛筆画で伝える。

『金子と裕而~歌に生き愛に生き』

(五十嵐 佳子/箸 朝日新聞出版)    913.6-イカ

ともに音楽を愛する裕而と金子は、文通を通じた大恋愛の末に結婚する。戦後、疲れ果てたこの国に人びとを励ますために寝食も忘れて曲を作り続ける裕而に、金子は-。天才作曲家と彼を支え続けた妻の物語。

『ねなしぐさ~平賀源内の殺人』

(乾 緑郎/著 宝島社)    913.6-イヌ

安永8年、平賀源内が自宅で目を覚ますと、続きの間の向こうに男の亡骸があった。殺人の容疑で牢屋敷に入れられてしまった源内は、やがて獄中死してしまうが…。現代にも名を残す江戸の天才・平賀源内の、非業の死の謎に迫る。

『楡の墓』

(浮穴 みみ/著 双葉社)  913.6-ウキ

明治初期の札幌。新時代の波に呑まれ、土地を去る者、骨を埋める決意をする者など、北辺に身を置く人々が選びとった道を、研ぎ澄まされた筆致で描く。全5編収録。『小説推理』掲載に書き下ろしを加えて書籍化。

『戦時大捜査網』

(岡田 秀文/著 東京創元社)  913.6-オカ

国民服を着た、丸刈りの女の死体。なぜ男装していたのか、殺害現場はどこなのか。この女は何者なのか。一切が五里霧中のまま、同じ方法で殺害された別の死体が発見され…。戦時下警察小説の傑作。

『小さき者たち』

(粕谷 知世/著 早川書房)  913.6-カス

その国では弱き者の“犠牲”を礎に繁栄が築かれていた。友らが次々と神に命を捧げる「献上人」になるのを目の当たりにしたモチカは、すべてを賭した行動をとるが…。命の尊厳、生への純粋な視線を描き出す重厚なファンタジー。

『西新宿幻影物語』

(栗林 佐知/著 産業編集センター)  913.6-コハ

弁護士の坂井は、生前に積み立てた時間を死後に使う「幻影保険」の請負人でもある。順調に見えた保険業だったが、彼はある日突然仕事を畳み、姿を消し…。予想外の結末。真実はどこに? 静かに心奪われる終末ファンタジー。

『愛するいのち、いらないいのち』

(冨士本 由紀/著 光文社)     913.6-フシ

元クリエイターで無職・無年金の夫と暮らす59歳の私は、遠い実家で独居する惚けた父の介護に行き来する日々を送っていた。そんな矢先、夫に癌が見つかり…。仕事は? お金は? 還暦を迎える女のやりきれない日々を描く。

『流浪の大地』

(本城 雅人/著 KADOKAWA)   913.6-ホン

大手ゼネコンに勤める新井は、日本初の統合型リゾート(IR)の工事責任者を任される。だがそこには政財界を巻き込む陰謀が渦巻いていて…。黒く塗りつぶされた工事資料の真実とは? 『小説野性時代』連載を単行本化。

『坂下あたると、しじょうの宇宙』

(町屋 良平/著 集英社)   913.6-マチ

詩を書く高校生の毅は、小説の才能がある親友あたるに嫉妬していた。ある日、小説投稿サイトにあたるの作風を模倣したAIによる偽アカウントが作られ、オリジナルの面白さを超え始め…。『小説すばる』連載を単行本化。

『宝の山』

(水生 大海/著 光文社)  913.6-ミス

地震で温泉が涸れた過疎の村で、伯父夫婦と暮らしている希子。隣家にはIターンしてきた不気味な一家が。ある日、村おこしのために雇われたブロガーが突如姿を消す。希子は代役を強引に依頼されるが…。長編ミステリー。

『あたしの拳が吼えるんだ』

(山本 幸久/著 中央公論新社)   913.6-ヤマ

人間関係、恋愛、家庭、職場の不満…全部まとめて打つべし! ボクシングを始めた小学4年生の女の子を中心に人々が織りなす、元気を満タンにしてくれる、ハートウォーミング・ストーリー。『読売プレミアム』連載を加筆修正。

『生きるための辞書~十字路が見える』

(北方 謙三/著 新潮社)    914.6-キタ

歳月を経た今だからこそわかる、家族の情、友の痛み、旅の意味-。寿司屋の愉しみ方から、孫の育て方、友との別れ方まで、ユーモアと教養、男気に満ちた北方謙三の至言が満載。『週刊新潮』連載に加筆して単行本化。

『ザリガニの鳴くところ』 

(ディーリア・オーエンズ/著 友廣 純/訳 早川書房)     933.7-オエ

家族に見捨てられながらも、広大な湿地でたったひとり生きる少女に、ある殺人の容疑がかかり…。みずみずしい自然に抱かれて生きる少女の成長と不審死事件が絡み合い、思いもよらぬ結末へと物語が動き出す。