岩国市図書館

オススメ本 2017年5月

漫談

『失敗は、顔だけで十分です。』 綾小路 きみまろ/著  PHP文庫

まずタイトルで笑ってしまいました。漫談家のネタ帳が本となって登場。しかも1ページ1ネタで字が大きいのも中高年に優しく、どこから読んでもクスリと笑えます。「みんな若い時がありました。記憶にないだけです。」「クヨクヨすることないです。人間の死亡率は100%です」「若い頃は若気の至りでよく羽目をはずしました。今、はずしているのは入れ歯だけです」読んでいる最中に「あれから40年・・・」と声が聞こえてくるようでした。

民俗学

『マタギ奇談』 工藤 隆雄/著  山と渓谷社

マタギたちの、山での不思議な経験を、長年にわたって取材し、書き下ろした実話譚。
白神山地をとりあげたテレビ番組が放映された。実家でそれをみていた時のこと、突然母が真剣な顔で「白神山地の森はマタギによって保たれていた一面があり、白神山地が世界遺産に登録されたことでマタギが入れなくなり荒れている山もあるのだ」という意味のことを言った。普段、そんな話をする母ではないのだが…。
ちょうどその頃私は、この「マタギ奇談」を読んでいた。読み進んでいくと、巻末に、母が言ったことと全く同じ意味のことが書かれていた。我が家に起こった、ささやかな「奇談」だ。

詩歌

『いそっぷ詩―谷川俊太郎詩集』 谷川 俊太郎/詩  広瀬 弦/絵  小学館

イソップ物語30話を、谷川俊太郎さん・詩、広瀬弦さん・絵の形で表現。リズムの良いことばと、きれいな挿絵でイソップ物語を読むことができます。イソップ物語に興味があるけど、すべて読むのは大変…という方もあらすじとして楽しむことができる一冊。

社会福祉

『介護漂流』 山口 道宏/編著  現代書館

入居待機、病院追い出し、共倒れ…2007年に愛知県で起きた認知症鉄道事故裁判の経過をもとに、老々介護、介護離職など在宅介護の厳しい現実とその現場の深刻な実例を取材したルポルタージュ。国が掲げる「施設・病院から在宅へ」の政策や介護保険制度の限界によって家族に負担が強いられる実態に胸がしめつけられる。核家族、単身化、少子高齢社会となった現代、誰もが他人事とは言えない在宅介護問題の深刻さを突きつけられる衝撃的な1冊である

古代国家の成立

『平城京のごみ図鑑』 奈良文化財研究所/監修   河出書房新社

奈良時代の都・平城京を発掘して出土したあーんなものや、こんなものから、奈良時代の生活事情がまる裸に!美しすぎるごみや、人面土器などなど…ちょっと(かなり?)マニアックですが、写真やイラスト解説付きで、眺めるだけでも楽しい1冊。

数学

『見るだけで頭に入る算数』 間地 秀三/著  青空出版社

はじめに一番“頭のいい“算数の勉強法を知っていますか?という文章で始まり、算数を学ぶことで鍛えられるのは、計算力だけではないことを理解しやすく説明しています。
公式の暗記を分かりやすく説明し「論理的に考える力」や「効率的な計算力」「問題解決力」が身につく算数の基礎を見てイメージして学ぶという。大人にもこどもにも分かりやすい本です。

写真集(猫)

『猫川柳 ネコイズム 五・七・五で詠むネコゴコロ!』 タツミムック 辰巳出版

大人気の川柳シリーズ猫バージョンの第12弾!かわいいながらもどこか小憎らしい表情やしぐさをした猫ちゃんたちの心を表現した妙なる川柳の数々-。厳しい世の中にありながら、柔の心を育むのにピッタリの一冊です♪心を癒されたい方、単純に猫が大好きな方、一見の価値ありです!ぜひ一度手に取ってみて下さい

絵本

『おおかみだあ!』 セドリック・ラマディエ/ぶん   ヴァンサン・ブルジョ/え  ポプラ社

おおかみがきた!気をつけて!!
おおかみが本から抜け出してきそうになったら、どうしたらいいのだろ?
こうやったらいいのさ! 
なぁんだ~ と、読んでいる人も楽しくなる絵本。

絵本

『ママのスマホになりたい』 のぶみ/さく  WAVE出版

タイトルに「ドキッ!」としました! 
『ママがおばけになっちゃった!』等、最近の「のぶみさん」の作品にはドキッとさせられます。