岩国市図書館

オススメ本 2017年9月

 

『ブラック化する学校』 前屋 毅/著  青春出版社

6人に1人が非正規教員、増える精神疾患による休職、生活保護を受けながら教壇に立つ教員…少子化でありながら、外国に比べて多忙だと言われる日本の小中学校教員の仕事の実態に迫る 1冊。

子供の目線から教育現場を取り上げ、劣悪な教育状況を生み出させる財務省や、財界の非情さに対する批判が書かれている。子供の学ぶ環境を守るためにできることは何か、教育関係者や子供を持つ親だけでなく、すべての人に一読してほしいと思う。

『雨ふる本屋』  日向 理恵子/作  童心社

この本は、主人公ルウ子がカタツムリにさそわれて、「雨ふる本屋」に行くところから始まります。ドードー島の店主や助手の舞々子たちなど不思議な人物が沢山でてきて、ルウ子が忘れていた物語を思い出すファンタジーなお話なので、一度手に取って読んでみてはいかがでしょうか。

『イラストで読むギリシア神話の神々』 杉全 美帆子/著  河出書房新社

絵画や彫刻など、西洋美術には神話をテーマにしたものがたくさんあるけど、いまいち関係がわからんなぁという人におススメ!ギリシアの神々や英雄の強烈な人物像や相関図を、楽しいイラストや関連の名画・彫刻と合わせて紹介。美術鑑賞の目線が変わっちゃうかも。

『全国かわいいおみやげ』 甲斐 みのり/著 サンマーク出版

一般的に有名なお土産ではなく、かわいく、その土地ならではで、さらに価格もお手頃。
そんなお土産をまとめた本です。お菓子やお酒、ご飯のとも。見ているだけでも
楽しくなります。表紙にもなっている富士山のケーキ、食べてみたい!

『日本の給料&職業図鑑Plus』 給料BANK/著  宝島社  

編集者である山田氏は、働く人々を「資本主義ワールド」で戦う冒険者に見立てて職業紹介をすることを思いつき、この本を作ったそうです。調べようと思うと、なかなか難しい各職業の特徴と給料がわかりやすく、そして面白く紹介されています。同シリーズに『女子の給料&職業図鑑』もあります。

『用もないのに』 奥田 英朗/著  文藝春秋

編集者の甘言につられて“用もないのに”しぶしぶ出掛けていく取材旅行。北京では五輪を観戦し、松井を見にNYへ、仙台では寒空の下、凍えそうになりながら楽天イーグルスを観戦。絶叫マシーンに挑戦したり・・出不精な人気作家と編集者の関係性も時々垣間見えたりして、1ページに1度はクスッと笑えます。気楽に読むにはおススメの脱力紀行エッセイ集

『たんぽぽのおかあさん』 こんの ひとみ/作 いもと ようこ/絵  金の星社

タンポポのあまりのたくましさに、タンポポが好きでない私。
でも、この本を読んだ後には、「たんぽぽって、いいなあ…」に、変わっていました。
(紹介・野村)

『母さんごめん、もう無理だ~きょうも傍聴席にいます~』 朝日新聞社会部/著  幻冬舎

朝日新聞デジタルの人気連載を書籍化。
29件の裁判の模様を、新聞記者がまとめた一冊です。
記者が傍聴席から見つめた、事件の背景とやり取りを淡々と読み進めるなか、ふと考える。