岩国市図書館

オススメ本 2017年12月

今月は、体験学習生も参加してくれています!

『似合わない服』 山口 ミルコ/著  ミシマ社

ジャケ買いならぬジャケ借りをしました。
変なイラストだし、著者の名前も変だし、きっと面白いエッセイなんだと。
読み始めと同時にいきなり重苦しい空気が…。
世の中、何が起きるかわからない。日々を大切に生きようと思いました。

『蒼穹の昴』上・下巻  浅田 次郎/著  講談社 小説

「汝は必ずや西大后の財宝をことごとく手中におさめるであろう...」中国清朝末期、
貧しい農民の少年、春児は占い師の予言を信じて宦官になろうとする...
昔、世界史の先生が科挙の試験の過酷さについて 熱く語ってくれた記憶が不意にリンクして思いがけず面白い読書体験になった。

『アナン』上・下巻  飯田 譲治・梓 河人/著  角川書店 小説

クリスマスの夜、ごみ捨て場に捨てられホームレスに拾われた赤ん坊と赤ん坊を拾った記憶喪失のホームレスの男「流」。そして「アナン」と名付けられた赤ん坊の周りで不思議なことが起こっていく。人々を惹きつけ癒す力を持つアナンの行き着く先、開かれた扉とは…。
これはファンタジーなのか何なのか…?読み終わったあとなんとも不思議で愛おしく思える物語です。

『よだかの片想い』 島本 理生/著  集英社 小説

アイコの顔には、生まれつき大きなアザがある。 
アザがあることによって受ける蔑視、憐れみ、好奇のまなざし…それらを避けるため、そして負けないためにアイコは勉強に打ち込み、大学院で物理の研究に没頭する。
 そんな日々の中、映画監督の飛坂に出会い、強く惹かれるようになったことで、彼女は大きく変わり始める…。
 自分の殻から抜け出して、しなやかに逞しく成長していく姿に励まされました。

『シャーロック・ホームズ 絹の家』 アンソニー・ホロヴィッツ/著  角川書店 小説

コナン・ドイルの著作権を管理しているドイル財団が公認した、80年ぶりのホームズの長編です。
アメリカで事件に巻き込まれたロンドンの美術商。からくも帰国しますが、不気味な男の影が纏わりつきます。依頼を受けたホームズとワトスンは調査に乗り出し、犯人らしき人物を追い詰めますが…。
謎が謎を呼ぶ超大作。ヴィクトリア時代、霧の街ロンドンに引き込まれます。

『港町食堂』  奥田 英朗/著  新潮社

思わせぶりな装丁ですが、土佐清水、五島列島、礼文島など港町を飛行機ではなくフェリーで訪れる寄港エッセイです。そこここで笑ってしまうユーモア満載な上、あ~五島うどん食べてみたい♪とお腹もすいてきます。ただ、震災前に書かれたものなので女川の原発のくだりは読んでいて切なくなります。是非、「宮城・牡鹿半島篇」だけでも読んでみて下さい。

『蟲師』1~10巻 漆原 友紀/著 講談社 漫画

一話一話がおとぎ話の様な流れで構成されており、話に神聖味を感じます。
作中に“蟲”といわれる奇妙なものが常に登場し、それが作品にちょっとした怖さを加えていて、良い意味で不気味な雰囲気になっています。ホラーと神聖の間の物語を感じる作品です。(職場体験実習生のおすすめ本)

『マグダラで眠れ』1~8巻 支倉 凍砂/著 アスキー・メディアワークス 小説

不思議な世界の中で、錬金術師の青年と騎士団から派遣された修道女の少女が出会う物語です。
不思議な世界で色々な出来事に巻き込まれたり、普通に暮らしたり、とてもおもしろい物語です。(職場体験実習生のおすすめ本)