岩国市図書館

図書館ひとコマ 2021

児童文学作家岩瀬成子氏講演会

令和3年10月30日(土)14時~15時30分に、岩国市在住の児童文学作家岩瀬成子さんをお迎えして、「岩瀬成子氏講演会~子どもの本のおもしろさ~」を開催しました。岩瀬さんのファンや子供の読書活動に関わっておられる方等56名の参加がありました。

  最初に、岩瀬さんの生い立ちから、作家になるまでについてお話になりました。今津町にあった反戦喫茶で児童文学作家の今江祥智氏に会ったことで、また話を聞いてみたいと今江氏が教鞭を取っていた大学に聴講生として通い、ご自分も作家としてデビューすることになったエピソードを披露されました。そのことを「人生で大切なことは偶然に起こるのです。」と表現されました。 また、岩瀬さんが特に注目する児童文学の本を数冊紹介され、子供の本のおもしろさを伝えられました。「子供は本を読みながら、自分と会話している。テストのように、作家が何を言いたいのかということを探るものではない。」とし、「本は体験するもの」と話されました。

 

 

夏休みこども司書体験講座 2021

場所:中央図書館

7月30日(金)

開館準備(児童コーナー)
本のラベルを確認しながら、返却された本をたなに戻しています。
開館挨拶(エントランス)
朝10時、本日最初のお客さんにごあいさつします。
貸出(カウンター)
カウンターに立って、貸出手続を体験します。

貸出(カウンター)
1冊ずつバーコードを読み取ります。

貸出(カウンター)
お客さんの前に立つと、緊張するな…。
貸出(カウンター)
慌てずに…。
返却(カウンター)
処理が済んだ本を、カウンター横の棚に並べます。
書庫見学(2書庫)
自分が生まれた日の新聞を見ているところです。
自動車図書館見学
車庫に戻っていたので、中に入って見学しました。
書庫見学(3書庫)
たくさん本があります!
レファレンス(児童コーナー)
クイズの答えを調べに行きます。みんなで協力しました。
修了式(事務室)
中央図書館長から、ひとりひとりに修了書が手渡されました。

8月6日(金) 

開館準備(児童コーナー)
本のラベルを見ながら、あいうえお順に返します。
開館準備(児童コーナー)
真剣に作業をしています。
開館挨拶(エントランス)
「おはようございます!」
貸出(カウンター)
まずは、練習。
貸出(カウンター)
実際にお客さんの本を貸出しています。
貸出(カウンター)
1冊ずつ、丁寧に…。
返却(カウンター)
もれがないように、慎重に!
返却(カウンター)
市内の図書館から送られてきた本を返却。たくさんあります!
書庫見学(3書庫)
熱心にメモをとる姿も。
レファレンス(児童コーナー)
「児童の雑誌・新聞コーナーはどこ?」というクイズの答えはココでした。
レファレンス(児童コーナー)
制限時間よりも早く答えが見つかりました。
修了式(事務室)
みんな、がんばりました!

●こども司書体験 お仕事の内容 

◆開館準備 昨日返ってきた本を所定の棚に戻す。
◆ブックポストに返ってきた本を、パソコンで返却する。
◆開館時、来館者に「おはようございます」のあいさつをする。
◆館内見学(書庫、自動車図書館車庫、作業室など)
◆カウンターで本の貸出や返却、返却された本の仕分けなどを体験。
◆レファレンス(調べもの)体験 SDGSの本の分類番号は?
 子供向けのざっしや新聞はどこにあるかな?

今年は、2日間で小学5・6年生計8名が体験しました。
みんな、とてもまじめに取り組んでいました。わからないことは、きちんと質問していました。
カウンターでの貸出は緊張気味でしたが、あいさつや、本をそろえて渡すなど、ていねいな接客ができていました。

●子供たちの感想より

★カウンターでいろんな人が体験やってるとしると優しく声をかけてくれたのがうれしかったです
★かし出しや返きゃくの体験が少しむずかしかったけど楽しかったです。
★図書館を利用する人が、見えていないところで、すごく働いてくれいているんだなと、改めて実感しました。
★ふだんできない経験ができて、いろいろなこともおしえてもらってうれしかったです。
★ふだん司書さんがやっていることがいろいろあってびっくりしました。いろいろなことですごくいそがしかったです。
★いつも見ていた場所と同じ場所にいたのに、知らないことやワクワクすることがたくさんあって、たくさんのことを学ぶことができました。
★ふつうの人ではいけない所にもいけて思い出に残る体験になりました。またこの体験があったらやってみたいと思いました。
★たくさんある本のなかから1さつの本を取り出してお客さんにわたすのは、とても大変だなと思いました。