『桜のような僕の恋人』 宇山 佳佑/著 集英社

 この本は、新人美容師の美咲と、見習いカメラマンの晴人が恋におちていくという場面から始まります。そんなある時、美咲は通常よりも早く歳をとっていく病気にかかってしまいます。最初は信じていなかった美咲も、自分の体がどんどん老いていくことを実感して、受け入れるしかありませんでした。日に日に死が近づいていく美咲と、何も知らない晴人の悲しくて切ない恋愛ストーリーです。
 (職場体験中学生 Sさんのオススメ) 

『ハリー・ポッターと賢者の石』 J.K.ローリング/作 静山社

 この本は主人公のハリー・ポッターが赤ん坊のとき 両親が何者かに殺されてしまいます。そのことを何も知らずに おじに育てられます。ある日、ホグワーツ魔法魔術学校のハグリットが入学証を持ってきます。ハグリットがハリーに両親は殺され魔法使いだったと知らされホグワーツに入学する話です。
 (職場体験中学生 Kさんのオススメ) 

*******これより上は、令和5年度

『あの夏が飽和する。』 カンザキイオリ/著 河出書房新社 

 今度こそ、大切な人を守りたいーーーあの夏、逃避行の果てに、流花は自ら命を絶った。
そして十三年後、生き写しの瑠花が現れる。破滅に向かう瑠花と同級生の武命。
千尋は、中学時代の十字架を乗りこえて二人を救えるか。戦慄の決行日は二学期の始業式。
命を懸けた、ひと夏の闘いが始まる。
    (職場体験高校生 Hさんのオススメ)  

『ハリー・ポッターと炎のゴブレット 上・下』 J.K.ローリング/作 静山社

 「炎のゴブレットに、ハリーの名が!?」

身に覚えのないことから始まるハリーの三校交流戦。ラストにはまさかのあいつが…?

ふつうの交流戦だったのに、まさかのラスト。読み進めていくほど没頭してしまう世界観。読み終えた後も、もう一回読もうという気になる「ハリー・ポッターと炎のゴブレット」。ぜひ手に取って読んでみてください。
  (職場体験中学生Uさんのオススメ)

『島はぼくらと』 辻村 深月/著 講談社

 「島はぼくらと」は、瀬戸内にある「冴島」を中心とした物語です。冴島での、たった四人の幼なじみでる朱里、衣花、新、源樹たちの恋のことや、将来のこと、さらにはおばあちゃんの同級生探しなどさまざまなことが起こっていきます。この本を読めばきっと、こんな青春がしたいと思えると思います。是非読んでみてください。
    (職場体験中学生あっちゃんさんのオススメ)

『この噓がばれないうちに』 川口 俊和/著 サンマーク出版 

 男にはなんと、二十二年もの間つき続けていた嘘があった。いつ嘘だと言うか悩んでいる時、男は思い出した。過去に戻れる喫茶店があると。しかし男はまだその喫茶店に非常にめんどくさいルールがあることを知らなかった。いくつもの優しい嘘が重なり合ってできる感動のストーリー。
    (職場体験高校生 雪の華さんのオススメ)

『あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。』 汐見 夏衛/著 スターツ出版

主人公の百合(ゆり)は毎日イライラした日々を送る中学2年生。ある日、目を覚ますと70年前、戦争中の日本に来ていた。この本は、現代にすむ百合が戦争中の時代にタイムスッリプし、特攻隊員の彰(あきら)と出会う。その誠実さとやさしさに惹かれていくが、特攻隊員の彰は命をかけて戦地に飛び立つ運命でした。彰と百合のそれぞれの想い、命の大切さが良く分かる、感動恋愛ストーリーです。ぜひ、読んでみて下さい。
 (職場体験中学生 ゆあさんのオススメ) 

『かがみの孤城』辻村 深月/著 ポプラ社

この作品は、ある日を境に不登校になった女子中学生と、同じような境遇を持った7人が巻き起こすストーリー。ある日突然、部屋の鏡が光り、そこをくぐり抜けてたどり着いた場所は…。段々と解き明かされていく不思議な謎?! 9時から17時までと時間の決まりのある場所で願いを叶えるため鍵を探すが……。7人の運命と最後の結末はいかに――       
 (職場体験中学生 ちなつさんのオススメ) 

*******これより上は、令和4年度

『変な家』    雨穴/著  飛鳥新社

間取図から見えてくるこの家のおかしな点。そしてそこから見えてくる「この家では殺人が行われていた。」 「そしてこの家は殺人のために作られた家だ。」という想像。その後、その家の親族と接触、そこで明らかになるこの家に伝わる恐ろしい行事。事実から考えられるものとは。自分でも考えながら読める不動産ミステリーです。
    (職場体験中学生 Aさんのオススメ)  

『天国までの49日間』 櫻井 千姫/著  スターツ出版

主人公が死んでからいろんな問題が解決していく。
そして、これから違う問題が起きる!?
49日間で天国か地獄に行くのを自分で決めなければならない、、、
主人公は天国、地獄どちらに行くのか。
    (職場体験高校生 ふさんのオススメ)  

『青空のむこう』    アレックス・シアラー/著  求竜堂

生きていたら思いつかないことを考えさせられ、感動する物語。
    (職場体験高校生 ななさんのオススメ)  

『告白』    湊 かなえ/著 双葉社

生徒に自分の娘を殺されたという女教師の衝撃的な「告白」から物語が始まる。どんでん返しからのどんでん返しが続き、彼女の復讐に誰もが恐怖します。物語からじわじわ染みでる「気持ち悪さ」がクセになり、何度も読み返したくなる一冊です。それぞれの目線からストーリーが進んでいくため、サクサク読めるので普段小説を読まない方にもオススメです。 
 (職場体験中学生 ちおさんのオススメ)  

『フェリックスとゼルダ』   モーリス・グライツマン/著  あすなろ書房

この本は、ナチス兵がユダヤ人を支配するというとても恐ろしい現実を、主人公のフェリックスと途中で出会ったゼルダと言う小さな女の子が乗り越えていく物語です。フェリックスは楽天家なので、怖い場面も普通に対応していて怖いイメージがあまりありませんが、ナチスが本当にユダヤ人に対して行った事を知っている自分は、何事もなさそうにしているフェリックスの場所が怖いという事が分かります。とても考えさせられる本です。
(職場体験中学生 あやのさんのオススメ)  

『県庁おもてなし課』    有川浩/著  角川書店

「高知県を変えたい」そんな思いでできたおもてなし課。できてみればやっぱり御役所。
一か月も待たせてしまった協力者の言葉に心をボロボロにされた主人公は、アドバイスをもとに動いてみると・・・。
県庁の人がどんな思いをしているか、自分の地域に光はあるのか、自分の大好きな地域には何があるのか、そう考えちゃう本です。
(職場体験中学生 うじさんのオススメ)

『たゆたえども沈まず』    原田 マハ/著  幻冬舎

19世紀後半のパリが舞台で、パリに憧れている日本人の加納重吉、日本に憧れているフィンセント・ファン・ゴッホとその弟のテオが出会い、さまざまなことがおこる物語です。この本は、美術や絵画の話ですが、人物どうしの会話やパリの情景、歴史的背景などが、細かく書かれているので、美術に興味がない人でも楽しめる本です。ぜひ読んでみてください。

(職場体験中学生Tさんのオススメ)

『長浜高校水族館部!』    令丈 ヒロ子/文  講談社

この本は、愛媛県立長浜高等学校に実際にある水族館部の実話をもとにしたお話です。
生きものの命をあずかる水族館部では、思いがけないことがつぎつぎと起こってしまいますが、個性豊かな登場人物たちが協力して、解決していくところがとてもワクワクして読んでいて楽しい気持ちになるので、ぜひ読んでみて下さい。   
(職場体験中学生 はなさんのオススメ)

*******これより上は、令和3年度

『七丁目まで空が象色』    似鳥 鶏/著  文藝春秋

楓ケ丘動物園シリーズの最新巻。このシリーズは、動物園のリアルな裏側が見えたり、キャラ同士の面白いやり取りが見れたり、楓ケ丘動物園の周りで起こる事件や謎を飼育員の桃本達が体を張りながら解決していく物語です。特にこの巻での彼らの熱い動物愛と象もまた人間に対する感情には胸を打たれました。動物が好き、ハラハラドキドキの展開が好きな方にはぴったりの本です。ぜひ他の巻の本も一緒に読んでみて下さい。
(職場体験高校生 梨さんのオススメ)

*******これより上は、令和2年度