作家村岡恵理氏講演会
令和元年10月27日(日)13時30分~15時に、作家村岡恵理さんをお迎えして講演会を行いました。『赤毛のアン』ファンを中心に108名の御来場がありました。
講演では、村岡花子さんに関するスライドを映しながら、花子さんの一生を語られました。NHK朝の連続テレビ小説のオファーが来た時のエピソードや、花子が『Anne of green gables』を翻訳するにあたって、東洋英和女学校で青春時代を過ごした経験がどれだけ役に立ったか等、ドラマを掘り下げて説明されておられたのが印象的でした。
また、恵理さんは祖母花子さんについて「出会いに恵まれた人-師(東洋英和のカナダ人教師)・友(柳原白蓮や片岡廣子ら)・仕事に恵まれた」と話されていました。
村岡花子さんと宇野千代さんとは同じ女流文学者としてジャンルを超えた友であり、2人の楽しい交流の手紙が残っているとのこと。村岡花子さんをとても身近に感じました。
夏休みこども司書体験講座 2019
場所:中央図書館
7月26日(金)
開館準備(児童コーナー) 本のラベルを確認して、たなに戻す場所を確認しています。 | 開館準備(紙芝居コーナー) 紙芝居のならび方を教わりながら、たなに戻しています。 | ブックポスト返却本(カウンター) ブックポストに返された本を返却箱ごとカウンターへ運びます。 |
館内見学(書庫2) 書庫で自分の誕生日の新聞を見ました。 | 予約のたな(カウンター) 予約の本のたなの中から、借りに来られた方の本を探しました。 | 貸出(カウンター) 貸出しようとしたらメッセージがでました。どうしよう。 |
8月2日(金)
開館準備(児童コーナー) 1冊1冊本のラベルを確認して、たなに戻しています。 | ひみつの部屋(ブックポスト裏側) ブックポストに返された本は、この箱の中に入ります。けっこう深い! | 返却(カウンター) 1冊1冊バーコードをなぞって、返却します。 |
返却本の整理(カウンター) 決まったたなに戻すため、ブックトラックでも仕分けしておきます。 | 貸出(カウンター) いろいろな言葉をちゃんと言えて相手とコミュニケーションがとれました。 | 館内見学(BM車庫) ちょうど帰ってきていた自動車図書館を見学。 |
館内見学(書庫1) 移動書架を動かしてみました。 | 館内見学(書庫1) うわ~!難しそうな本がいっぱいある!! | レファレンス(検索コーナー) とりあえず検索機で調べてみようか… | レファレンス(児童コーナー) 子供向けの新聞・ざっしコーナーを発見。 |
その他の体験写真
●こども司書体験 お仕事の内容
◆開館準備 昨日返ってきた本を所定の棚に戻す。
◆ブックポストに返ってきた本を、パソコンで返却する。
◆開館時、来館者に「おはようございます」のあいさつをする。
◆館内見学(書庫、自動車図書館車庫、作業室など)
◆カウンターで本の貸出や返却、返却された本の仕分けなどを体験。
◆本のカバーかけ ※カバーかけ用の本があるとき
◆本の修理の見学 ※職員が資料の修理をしているとき
◆レファレンス(調べもの)体験 盲導犬の本の分類番号は?
子供向けのざっしや新聞はどこにあるかな?
今年は、2日間で小学5・6年生計12名が体験しました。
みんな、職員の指示をよく聞いて、よく動いていました。
朝の開館準備は、本の並び方や整理の仕方を覚えて、片付けました。
カウンターでは、しっかり声を出して応対できました。
水分補給をしながら仕事をしてもらいましたが、動きまわるので室内でも汗をかいていました。
●子供達の感想
★司書体験をはじめてして、始めはどきどきしていたけれど、思ったより楽しくて時間がたつのが早く感じました。月に一度くらいあっても自分はくたびれないと思います。むしろ毎日してもいいくらい♪
★クイズなどあってとても楽しかった。きちょうな体験ができました。
★本の整理のしかたや貸出のしかた、3階に昔の新聞や本の倉庫があること、倉庫は寒くて、いろんな工夫をしていること、紙しばいは色で区別していること、本を直す時はボンドで直すこと、いろいろなことが分かった。
★楽しかったりつかれたりしたけど短かかった。
★貸出をした時に大きな声であいさつをした方が良いと思いました。そうでないとお客さんに言いたいことが伝わらないと思いました。
★本はちゃんと同じ分類番号の所でないとこまるから、きちんと同じところに返すことができました。
★返きゃくや貸出のバーコードを読むのが楽しかった。体験講座はとても楽しかった。またやってみたいと思った。
★大人コーナーと子どもコーナーは広さがだいぶちがった。本の背表紙のラベルの色もちがった。子どもコーナーの地図の空白をうめるのも楽しかった。
★職員の人達しか入れない場所や移動図書館などを見れたので良かったです。
★接客するのは初めてできんちょうしたけれど、職員の方達がサポートしたり、ずっとそばにいてくれたのでやりやすかったです。
★書庫に入ると、本の数が多くてびっくりしました。
★調べものをする時、他の学校の人ともいっしょに助け合ったり、探すことができて良かったです。
★本の整理をするときに、いろんな番号に分けられているのに司書の人たちはおぼえていてすごいと思いました。
★図書館にはいろいろな部屋があっておもしろかった。書庫の中には本が15万冊くらいあったのですいごいと思った。
★貸出返却は、いろいろな言葉をちゃんと言えて、相手としっかりコミュニケーションをとることができた。本の整理もちゃんとした位置にもどすことができた。返却の時はいろいろ覚えることがあって難しかった。いい勉強になった。図書館の司書もなかなか大変だとわかった。
★書庫というものがあるなんて知りませんでした。それにしても本のポストはおもしろいと思いました。
★3階には大きな書庫がありました。本が何十万冊とあってとても迫力がありました。新聞は昭和31年のとても古い新聞から僕の誕生日の新聞までたくさんあり、ページ数を数えたら何億ページとありそうでした。
★1階では司書体験をしました。玖珂や由宇などに運ばれる本などを分けないといけないので大変そうでした。
★ふだんは体験できないことが出来たり見たりすることができてとても楽しかった。カウンターで貸出や返きゃくなどが一番楽しかった。
★本の並べ方も、絵本や紙芝居などそれぞれ並べ方がちがった。
★麻里布小学校には来ない自動車図書館が来る小学校があることを知りました。
★調べ物が少しむずかしかったけれど、検さくして調べたり、地図を見たりすることで、ちゃんと調べ物を見つけることができたので、図書館にはいろいろな工夫がしてあることが分かりました。