ティーンズの皆さんにおすすめの本を紹介します

扉をひらく哲学

 中島 隆博/編著 岩波書店    Y104-トヒ

 誰にも言えない悩みや疑問、うまく言葉にできない不安はありませんか?悩みを抱えている時、親や先生、友達に相談するように、古典を読んで遠い過去の人々からもヒントをもらってみませんか?大昔の本からも今に役立つ気づきが見つかるかもしれません。

『女の子だから』のない世界へ

 プラン・インターナショナル・ジャパン/編 合同出版   Y367-オン

 女の子は可愛らしくいないといけない?家事や育児をするのは女性?女の子だから、男の子だから…とがまんしなければいけなかったことはありませんか?このような性別に対する「思い込み」に縛られないためにジェンダー問題について考える機会をくれる一冊。

私の職場はサバンナです!

    
太田 ゆか/著 河出書房新社   Y482-オオ

 肉食動物、草食動物、鳥、虫…サバンナには多種多様な生き物があふれています。南アフリカ政府公認のサファリガイドである著者が、サバンナの生態系の共生やつながり、環境保護などについてサファリツアーのようにわかりやすく紹介。

涙の音、聞こえたんですが

 嘉成 晴香/著 ポプラ社   Y913-カナ

 涙に関するすべての音を把握できる特別な耳を持つ美音。人には聞こえないものが聞こえることにわずらわしさを感じてきた美音は、この力を使って人の弱みを握り、小さなお願いを聞いてもらってきた。ある日、学校でも有名な生徒会長の高坂(たかさか)健(けん)の涙の音が聞こえてきて…。

 小手鞠 るい/作 小学館   Y913-コテ

 アメリカに暮らす小鳥の大好きな千歌は、三ヶ月の夏休みのうち約一ヶ月を使って野鳥の研究と保護活動に努めている施設「サンクチュアリ」が主催するボランティア活動に参加することに。千歌はサンクチュアリで活動する中で地球に生きる生命について考えていく。

ぼくらは星を見つけた

 戸森 しるこ/著 講談社    Y913-トモ

 丘の上にある青い屋根のお屋敷には主人のそらさんという女性と10歳の男の子の星(せい)、住み込みのハウスキーパーとダリアというおばあさん猫が暮らしていました。ある夏の終わり、このお屋敷に家庭教師募集を知った一人の青年が訪ねてきて…。

文通小説

 眞島 めいり/作 講談社   Y913-マシ 

 中学一年の時に同じクラスになって以来ずっと一番の友達だった貴(き)緒(お)が神奈川へ引っ越すことになってしまった。ショックを受けるちさとに実はスマホのやりとりが苦手だったと打ち明けた貴(き)緒(お)は文通でやりとりをしようと提案し…。