ティーンズの皆さんにおすすめの本を紹介します

いつかあなたに出会ってほしい本

 田村 文/著 河出書房新社 Y019-タム

 長く読み継がれている作品や異世界を描いた作品、詩歌や人や社会の多様性、芸術に触れる作品など、さまざまなジャンルの160冊を紹介した一冊。本を読むとたくさんの人生を経験することができます。読書習慣を身につけて一生飽きない人生を手に入れてみませんか?

友だち関係で悩んだときに役立つ本を紹介します。

 河出書房新社/編 河出書房新社 Y158-トモ

 友達関係や人間関係でモヤモヤしたり、息苦しさを感じることはありませんか?そんな悩みを抱えたときに助けになる本を、作家やアナウンサー、学者など19名の「先輩たち」が紹介した一冊。〈友だち〉をめぐるヒントを見つけてみませんか?

いっしょに翻訳してみない?

越前 敏弥/著 河出書房新社 Y837-エチ

 英語の小説の翻訳に携わる著者が、中学二年生を対象におこなった特別授業(全六回)の内容をまとめた一冊。オー・ヘンリーの『二十年後』という作品を通して、翻訳することのおもしろさが紹介されています。各章の最後には翻訳にチャレンジできる問題もあります。

真実の口

 いとう みく/著 講談社 Y913-イト

 中学三年の冬、塾からの帰り道で律希と湊は、夏休み明けに隣のクラスに転校してきた未央と遭遇する。未央は迷子の少女を放っておくことができずに困っていた。少女をなんとか交番へと連れていき、後日警察から感謝状をもらった3人は一躍時の人となったが…。

海のなかの観覧車

 菅野 雪虫/著 講談社 Y913-スカ

 透馬は五歳の誕生日の記憶だけがどうしても思い出せない。ある日、透馬はポストの中に自分宛ての封筒を見つける。開いてみると誕生日を祝うメッセージと黒い砂のようなものが入っていた。気味悪さを覚える透馬だったが、ふと五歳の夏の記憶がよみがえってきて…。

あなたの言葉を

辻村 深月/著 毎日新聞出版 Y914-ツシ

 小説家・辻村深月が、コロナ禍一年目の2020年4月から2024年1月までに毎日小学生新聞に月に一度連載した記事「〝あなたの言葉〟を」をまとめたエッセイ集。「昔、子どもだった」著者による「子どもの時間」を生きるあなたに寄り添う一冊。

アドニスの声が聞こえる

 フィル・アール/作 小学館 Y933-アル

 父親が戦場に行ってしまってから二か月。ジョーゼフは駅のホームで女性を待っていた。そして現れたのは、昔ジョーゼフの祖母に世話になったという「ミセスF」という女性だった。ミセスFの経営する動物園に連れられてきたジョーゼフは、そこで一匹のゴリラと出会い…。