ティーンズの皆さんにおすすめの本を紹介します
中学生からの絵本のトリセツ
川口かおる/著 岩波書店 Y019-カワ
長崎にある童話館出版で絵本の仕事に携わっている著者が、中高生や大人も楽しめる絵本の魅力や効用を伝える一冊。絵本をアートとして楽しんだり、心の栄養として使ったり…ただ読んで楽しむだけではない絵本の魅力が紹介されています。
13歳からの「傾聴力」向上バイブル
岩松正史/監修 メイツユニバーサルコンテンツ Y361-シユ
この本では、相手を尊重し、共感しながら相手の話に関心を持って聴く「傾聴力」を上げるための心構えや技術が紹介されています。傾聴は、みんなが幸せになれるコミュニケーションの方法です。相手も自分も大切にして人間関係をより良くしてみませんか?
フレーフレー!就活高校生
中島隆/著 岩波書店 Y366-ナカ
卒業して就職を考えている高校生が自分に合った就職先を選ぶことができるように、現在の高校生の就活事情や学校の取り組み、様々な理由で進学はせず就職した元高校生たちの活躍などが紹介されています。就職を考える高校生にヒントを与えてくれる一冊です。
ムクウェゲ医師、平和への闘い
立山芽以子/ほか著 岩波書店 Y367-ムク
私たちが使っている電子機器がアフリカでの人権侵害につながっていることを知っていましたか?この悲しくて衝撃的な事実を知り、行動に移した三人の日本人女性が、活動を通じて知ったコンゴの女性たちのことや日本に暮らす私たちにできることについて描いた一冊。
わたしは食べるのが下手
天川栄人/作 小峰書店 Y913-テン
食べることが苦手な中学一年生の葵は、学校で完食月間が始まり、給食を残してはいけないというプレッシャーに耐え切れず保健室へと駆け込んだ。保健室には同じクラスの咲子がおり、咲子もまた食べることへの悩みを抱えていて…。
君はどう生きるか
鴻上尚史/著 講談社 Y914-コウ
みんな違ってみんないい「多様性」の時代に変わってきて、誰もが自分の好きなものを我慢せず追求できることはいいことですが、みんなが違うことを考えているため、しんどさもあります。そんな多様性の時代に生きる「君」の悩みにアドバイスを与えてくれる一冊。
失われたものたちの国
ジョン・コナリー/著 東京創元社 Y933-コナ
事故で昏睡状態となった娘の入所するケア施設の敷地内には『失われたものたちの本』という物語の作者の屋敷があった。心身ともに疲れ切ってしまった母セレナは呼び寄せられるように屋敷へと向かい、そこでたくさんの本たちがざわめき立って声をあげるのを聞き…。