岩国市中央図書館では、入口を入ってすぐ左手にある展示ケースを、小作品等の発表の場として貸し出しこれまで、コレクションの紹介から研究の発表まで、様々なテーマでの展示を行っていただいております。
11月第二弾は創作物の展示、クレイフラワー教室 フルール・ヴィオラさんから、七人の作家さんによる樹脂粘土の花「クレイフラワー」展です!
その朽ちず、花粉も出ないといった特性から、ウエディングブーケや母の日のお祝いなど、様々な場面で活躍しているクレイフラワー。アレルギーや花粉症のある方でも気軽に飾れるお花としても人気があります。
そんなクレイフラワーにはどんな作品があるのでしょうか?
さっそくフルール・ヴィオラさんの展示内容を見てみましょう!


もうじき迎えるクリスマスをテーマに飾り付けて頂きました!
自然界ではあまり存在しえない、はかないお花たちと雪を連想させる白い背景の調和がとても美しいです。
近くで見ると思わず本物っ!?って思ってしまうような精巧さが魅力の展示ですが、上から見ると逆に人工物であることを利用して、ここまで際立った景色を作り出せるとは……。
まだまだ写真では1枚目のご紹介ですが、創作の奥深さを見せられた思いです。
それでは続きまして、展示の模様を横からお届けしましょう!

少し距離のある写真ですが、より作品を感じられるこの角度では、作品の繊細さ・美しさがより伝わるのではないでしょうか?
まず驚きなのが、粘土でこんな薄いものが表現できること!
真ん中に位置する優雅なバラはもちろん、小さな花一つ一つにも幾重もの花弁が重なっていて、元が粘土と言われても信じがたいような繊細さですごいです!


花、と言えば絵を描いていた知人が、一度バラを解体してみたら花の構造が分かり、絵としても表現できるようになったと言っていたことを思い出します。
花弁一つ一つをとっても、それぞれに微妙な角度や形・色の違いがあり、同じものはありません。
一つ一つがうまくできても、組み合わせるとどうなるか分からないのが創作の難しいところ。
一つ一つのお花の完成の裏には、日々の様々な試行錯誤や努力が積み重ねられているのだと、感じさせられます。
ガラスの靴やちりばめられた透明な石など、お花たちを囲む飾りつけのこだわられた配置からは、フルール・ヴィオラさんの込められた意匠はもちろん、作品への愛情が伝わってきて、見ているこちらもなんだか嬉しくなってきますね。
以上、クレイフラワー教室 フルール・ヴィオラさんによる樹脂粘土の花 クレイフラワー展のご紹介でした!
本当に精巧できれいな展示になっておりますので、中央図書館に足を運んでご確認ください!
とは言うものの、何かと忙しい時期の続く年末、図書館が独占してしまうのももったいないので、足を運べない皆様のために、特別に接写で写したお花たちもご紹介していこうと思います!
ここからは作品に没頭できるよう、私の変な解説はなしに、一気に紹介します!
全体図で気になった作品がある方は、しっかり目に焼き付けてくださいね!
それでは、どうぞ!!!






以上です!
画質の悪さや写真の腕の関係でうまく写せてない部分が多々あります。
本物はグラデーションがね、すごいんですよ。
「もっと細部が見たい!」「この作品をもっと見たかった!」などある方は、ぜひ中央図書館まで見に来てください。
それでは、最後に今回の展示を行ってくださったクレイフラワー教室 フルール・ヴィオラさんからお言葉をいただいておりますので、そちらをご紹介いたします。
クレイフラワー(パンフラワー)は樹脂粘土とワイヤーで作っています。
時間はかかりますが、根気さえあれば大丈夫です!
自分だけの愛おしい作品が作れます。
第1第3木曜日は午前中、働く婦人の家で。
第2第4木曜日は自宅で教室をしています。
ご興味のある方は、体験教室も行いますので是非どうぞ。
作る喜びをご一緒しましょう!
とのことです!創作への情熱あふれる熱いメッセージですね!ご興味のある方はぜひ、連絡を取ってみてください!
さて、中央図書館展示ケースでは、皆様からの作品も随時募集しています。過去には創作物やコレクションの展示、研究発表など、様々なジャンルの展示がありました。
あなたの作品を中央図書館に来館された方々に見てもらいませんか?展示の申込み・お問い合わせは、岩国市中央図書館管理班(31-5048)まで電話、または中央図書館2階事務室へ直接お越しください。