時は13世紀。
 ヴェネツィアの商人マルコ・ポーロは著書『東方見聞録』で日本のことを、黄金の国・ジパングと記し、その情報は当時の世間に衝撃を与え、日本は金のあふれる国だという伝説が世界に広まりました。
 マルコ・ポーロが何を由来に黄金の国だと紹介したのかは諸説あるようですが、現在でも富の象徴の一つである金が、当時の人たちからも大変貴重がられていたことが、このエピソードだけでも想像できます。
 そして、時を経て21世紀2025年。
 黄金の国の一角・山口県岩国市にてそんな金、いや「黄金」をテーマにした展示会が開催されます。

 第29回 アート&クラフト展 黄金展

 岩国市文化協会 創立70周年記念事業
 第69回 岩国市民文化際

日程:2025年11月21日(金)~11月23日(日)
時間:10:00 ~ 16:00(最終日は15:00まで)
会場:岩国市民文化会館 展示室(岩国市山手町1-15-3)

主催:アート&クラフト展実行委員会
後援:岩国市・岩国市教育委員会・岩国市文化協会


 黄金展
 今回は、そんな黄金展に作品を展示される岩国市文化協会アート&クラフト部 岩国作家会さんによる作品展示となります。

 金をあしらった装飾をふんだんに使いながらも、どこか落ち着いた厳かな雰囲気も漂うポスター……どんな展示なのか気になり始めた方も多いのではないでしょうか?
 それでは、さっそく見ていきましょう!
 まずは遠景から。


 ちょっと写真の腕がなさすぎて申し訳ないのですが、そんな写真からでも、しかも遠目の撮影からでも全体的に高級感を感じる展示になっているのがお分かりになるかと思います。

 それでは、一つ一つの作品をより近づいてみてみましょう!

 さっそくお出迎えしてくれるのは金の衣装をまとったゴージャスな雪だるまのサンタさん!
 どちらかというとピンクゴールドに近い淡い色合いが、シックでおしゃれですね。
 肌にもラメがあしらわれているゴージャスな彼(彼女?)ですが、そのつぶらな瞳からは、外見だけでなく内側も黄金のように純粋でキラキラしていることがうかがえます。


 続きまして、金の額縁に入った幾何学文様をあしらった作品。
 黒と金と白の3色のみのシンプルな構成ながら、見る人によって違った印象を受けそうなメッセージ性の強い作品です。
 私は和の雰囲気を感じましたが皆さんはどうでしょうか……?

 隣に置かれた金のグラスは、写真だとわかりにくいのですが、後ろのヴェールに至るまで金が随所にあしらわれていて、豪華さがものすごいです。
 1点の作品だけとは思えないような雰囲気を感じられるので、ぜひ直接見てほしい作品ですね!


 続いては異国の雰囲気が漂う壺をあしらった作品。
 とても細かく作られた模様部分は圧巻ですね。
 敢えて木の枠になっている部分に、作品の中の時間の流れというか歴史的背景が見えるようです。

 そして続いては金の首飾り!
 金といえば、まず装飾品を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。
 大きな宝石をこれでもかという程の金であしらったこちらの作品は、まさに豪華そのもの。
 光の関係でちょっと暗くなってしまいましたが、実物はキラッキラですごいですよ!


 続いてはジュエリーボックス!
 あまりに大きいので1枚では収まらず、写真2枚でのご紹介になります。
 ピラミッドなんかもそうですが、「大きさ」は当時の富や権力を表すものの一つといえると思います。
 それに加えグラデーションも鮮やかな美しいバラを表面に纏い、テーマである黄金も纏ったこの作品は、実在すれば羨望の的であったでしょう。
 バラのきれいさがものすごいのですが、とにかく存在感のある作品です。

 最後は最初に紹介したイベントのポスターと、それを引き立てる装飾品たち。
 最初の雪だるまサンタもそうですが、こうしたさりげなく置かれているものもキラッキラなのがなんとも富を象徴しているようで、まさに黄金展っていう感じがしてすごく良いですね。

 以上、岩国市文化協会アート&クラフト部 岩国作家会さんの展示紹介でした。

 最後に展示に伴いメッセージもいただきましたので、そちらも紹介させていただきます。

 岩国市文化協会アートクラフト部に所属する、岩国作家会のメンバーによる展示です。
 私たちは毎年、岩国市民文化会館にて、アート&クラフト展を開催しています。
 今年も11/21~23の日程で開催します。
 今年のテーマは「黄金展」。異分野の作家が思い思いの作品を多数展示します。
 きらきらの会場でお待ちしております。

 ぜひ見に来て下さい。

 との事でした。
 ショーケースの狭い空間を黄金で埋め尽くし、煌びやかな空間を作られた岩国市文化協会アート&クラフト部 岩国作家会さんが、広い展示場でどんな世界を築かれるのかとても楽しみですね!

 さて、中央図書館展示ケースでは、皆様からの作品も随時募集しています。過去には創作物やコレクションの展示、研究発表など、様々なジャンルの展示がありました。
 あなたの作品を中央図書館に来館された方々に見てもらいませんか?展示の申込み・お問い合わせは、岩国市中央図書館管理班(31-5048)まで電話、または中央図書館2階事務室へ直接お越しください。