ティーンズの皆さんにおすすめの本を紹介します
逃げ続けたら世界一周していました
白石あづさ/著 岩波書店 Y290-シラ
つらくなったら、旅に逃げよう。幼い頃から生きづらさを抱え、逃げるために3年間の世界一周に旅立った著者が、旅先で出会った奇想天外な価値観と、人生の「避難訓練」についてユーモアあふれる文体でつづる。
人種は愉快なジグソーパズル
小手鞠るい/著 河出書房新社 Y316-コテ
「人種」は、問題とか差別とかではなく、個性のひとつ。在米33年の著者が、誇りをもってしなやかに、人種の壁を越えて、楽しく生きることを提案する。
10代女子のためのおしごと図鑑
女子の進路相談室/著 メイツ出版 Y366-シュ
物理学者、小説家、弁護士、フライトドクター、樹木医…。10代女子に向けて、自分に合う仕事、夢を叶えることができる仕事を、各分野で活躍する先輩たちのインタビューを交え紹介する。
福祉は誰のため?
竹端寛/著 筑摩書房 Y369-タケ
支援が必要な人は「困った人」じゃない。元気な人も誰かの助けが必要になることもある。どういう価値観でわたしたちは生きているのか、それはどんな風に私やあなたを追い詰めるのかを、様々な事例に基づきながら考える。
パッチーズ ぼくらがつなぐ小さな世界
佐藤まどか/作 嶽まいこ/絵 岩崎書店 Y913-サト
柊はある日クラスメイトと揉めた拍子に、フーディの左肘の生地をすりきらせてしまう。そこで考えたのは「パッチ」だった。学校生活、家庭事情、お金のこと…悩める中学2年生・柊のパッチワークストーリー。
中三・ラプソディ
花里真希/著 講談社 Y913-ハナ
季里が3歳の時、父が突然いなくなった。父はクイーンの「ボヘミアン・ラプソディ」をいつも聴いていた。中3の季里が合唱コンクールの練習で困っていた時、突然フレディ・マーキュリーがイマジナリーフレンドとして現れて…。
ファイティング・チャンス
ルイーザ・リード/作 金原瑞人/訳 八木恭子/訳 岩波書店 Y933-リト
太っているという理由で、学校でいじめを受けている16歳のリリー。父親のすすめでボクシングを始めたリリーは、自分の心と体に向き合いはじめ…。美しさとは何かを問う、カーネギー賞ノミネート作。
※資料提供:『週刊新刊全点案内』(株)図書館流通センターより
