いろいろなものに興味を持ち始めるこの時期の子どもたちにおすすめの本をご紹介します。
1~3才向け (2022年1月発行)

あそび ~絵本といっしょに遊んでみよう~

『ぴょーん』

まつおか たつひで 作・絵  ポプラ社

ページをめくると、動物がほんとにぴょーんと飛んでいるようにみえるから不思議。子どもと一緒に「ぴょーん」と遊んでみてください。

『ぺんぎんたいそう』

齋藤 槇 さく  福音館書店

「ぺんぎんたいそう はじめるよ いきをすって~」読みながら親子一緒にたいそうはじめるよ!!!黄色の背景もとってもPOPな絵本です。

『うずらちゃんのかくれんぼ』

きもと ももこ さく  福音館書店

うずらちゃんとひよこちゃんが、なかよくかくれんぼをしてあそんでいました。ところが、しばらくするとあめがふってきました。おうちにかえれないよう…。 

『おふろ』

石津 ちひろ ぶん  石黒 亜矢子 え  BL出版

ひとつ ひょいひょい ふく ぬいで…。こねこのきょうだいが、元気いっぱいに歌いながら、おふろにはいります。あれれ?みんなでふざけているけど、ちゃんとおふろに入れるかな? 

『だるまさんが』

かがくい ひろし さく  ブロンズ新社

かわいいだるまさんが「どてっ」ところんだり、「ぷっ」とおならをしたり。その愛くるしいすがたに子供たちも大喜びの絵本です。

『きんぎょが にげた』

五味 太郎 作  福音館書店

赤いからだにちいさなしっぽ。黒い目をしたかわいいきんぎょが、きんぎょばちからにげ出しました。見つけるたびに またにげて、こんどはどこ?見つけられるかな?

『ぎったんばっこん』

なかえ よしを 文  上野 紀子 絵  文化出版局

やさしいタッチの動物たちがページをめくるごとにやって来てシーソーがぎったんばっこん、楽しく遊びます。ページをめくるごとに話が展開するので楽しく、話の内容がかわいい絵本。 

『どろんこどろんこ!』

わたなべ しげお ぶん  おおとも やすお え  福音館書店

バケツとシャベルを持って「どろんこ」になって遊ぶくまくん。1人夢中で山を作ったり、穴を掘り水を流して遊びます。子どもが一人遊びを楽しんでいる喜びがページからあふれてくるお話です。

せいかつ ~子育てを楽しみながら~

『こぐまちゃんいたいいたい』

わかやま けん [え]  こぐま社

こぐまちゃんが、ないています。どうしたのかな。よわむしじゃなくてもなくときはあるよ。いたい いたいってどうしてかな。身近な危険をたのしくまなびます。

『おにぎり』

平山 英三 ぶん  平山 和子 え  福音館書店

あつあつごはんのまんなかに、うめぼしをいれてぎゅっ。のりをまいたらおにぎりのできあがり。さあ、おべんとうばこにおにぎりをつめたら、どこにおでかけしようかな?

『ねむたいねむたい』

やぎゅう げんいちろう さく  福音館書店

ねむたいねむたいなすびのこ。ねむたいねむたいばななのこ。ねむたいねむたいかぼちゃのこ。読んでる大人も何だか眠たくなってくる絵本。

『おふろにはいろ』

三浦 太郎 さく・え  童心社

たまねぎさんもばななさんもとうもろこしさんも、おふろに入るときは、ふく(皮)をぬいで・・・っと。そして、おふろでぬくぬくあたたまろう。

『わにわにのおふろ』

小風 さち ぶん  山口 マオ え  福音館書店

すっかりおなじみとなった“わにわに”シリーズです。おふろが大好きなわにわに。おもちゃで遊んだり、歌も歌います。こんなわにが身近にいたらと思うと、楽しいですね。

『くだものぱくっ』

彦坂 有紀 さく  もりと いずみ さく  講談社

おいしそうなくだもの、どうやって食べる?皮をむいてぱくっ。切ってぱくっ。本物そっくりにえがかれたくだものに、思わず手をのばしてぱくっ、としてしまいそう。

おと ~いろいろな音を楽しみながら~

『あめぽぽぽ』

ひがし なおこ さく  きうち たつろう え  くもん出版

ぴと ぴと ぽとん あ あめ ふってきた ぴと ぴと ぴと ぴと…。ぼくのところにふってくる雨粒が、いろいろな音を聞かせてくれます。

『もこもこもこ』

たにかわ しゅんたろう さく  もとなが さだまさ え  文研出版

見返しから、お話は始まっていますよ。「もこもこもこ」「にょきにょき」「ぱく」何だかわからないけど、楽しい。赤ちゃんと一緒に不思議な世界をお楽しみください。

『きゅっきゅっきゅっ』

林 明子 さく  福音館書店

ごはんの時間、思わずこぼしてしまう…。どこのおうちでも、あるあるな場面。親子で、「ふいてあげるね、きゅっきゅっきゅっ」という会話も出てきそうです。  

『ふるふるフルーツ』

ひがし なおこ 文  はらぺこめがね 絵  学研教育みらい

くろとみどりのしましま、すいかさん。ひょろりん、バナナさん。ころりん、オレンジさん。ぷるぷるぷるる、ぶどうさん。みんなあつまれ、あつまって…。さあ!なにができるかな?

『しろくまちゃんのほっとけーき』

わかやま けん [え]  こぐま社

作る楽しさ、食べる楽しさにあふれた絵本。絵本を読んだあとは、親子で一緒にホットケーキ作りも楽しんでみてください。ぴちぴち、ぷつぷつなどホットケーキが焼ける音がおいしい匂いをさそってくれます。“こぐまちゃんえほん”シリーズ。

のりもの ~どんなのりものが好きかな~

『がたんごとんがたんごとん』

安西 水丸 さく  福音館書店

がたんごとんがたんごとん、汽車がやってきました。コップ・スプーンたちが「のせてくださーい」とお願いします。ねこやねずみも加わって大入り満員に!子どもたちの夢も運んでくれそうです。続編に「がたんごとんがたんごとんざぶんざぶん」があります。

『ポッポーきかんしゃ』

とよた かずひこ 著  アリス館

きかんしゃが、あさ、出発すると、天気が変わるたびにいろんなどうぶつたちがのってきます。ポッポーポッポー、擬音が楽しいのりものえほんです。

『とらっく』

バイロン・バートン さく  金の星社

街の中を走るトラック。こんなにいろんな種類のトラックがいるなんてびっくり!おでかけの時にお子さんとさがしてみても楽しいのでは?

しかけ ~楽しみ方、いろいろ~

『くだものさん』

tupera tupera さく  学研プラス

絵本をひらくと「くだものさん」がかくれています。しかけのページをめくると、おいしそうなくだものが登場!ちょっとしたクイズとしても楽しめます。同じシリーズに『やさいさん』があります。

『たまごのえほん(おでかけ版)』

いしかわ こうじ 作・絵  童心社

たまごから、かわいい赤ちゃんがうまれるよ!三方にひらくページをゆっくりめくると…。大人気のしかけえほん。持ち歩きにぴったりのおでかけ版です。

『たべたのだーれだ』

たむら しげる さく  福音館書店

チーズをたべたのだーれだ? はっぱをたべたのだーれだ? 穴からお顔をのぞいているよ。「たべたのだーれだ?」と、どんどんあてっこしながら楽しむ穴あき絵本。

ものがたり ~ちょっとおおきくなった3歳くらいから~

『はらぺこあおむし』

エリック・カール さく  偕成社

おなかがぺっこぺこのあおむしが、月曜日から日曜日まで次々と食べていく場面に子どもは釘づけです。

『ぐりとぐら』

なかがわ りえこ さく  おおむら ゆりこ え  福音館書店

野ねずみのぐりとぐらは、森で大きなたまごをみつけ、朝から晩まで食べてもまだ残るぐらいの大きなかすてらを作ることにしました…。半世紀以上も日本の子供たちに愛されている超ロングセラー絵本。

『ねえねえあのね』

しもかわら ゆみ さく  講談社

ひよこちゃんはねずみさんに、ねずみさんはあひるさんに「だいすきよ」と耳打ち。次々に大喜びしていく動物たちの表情がとてもすてきで、幸せいっぱいの気分になります。

『わたしのワンピース』

にしまき かやこ えとぶん  こぐま社

うさぎさんのまっしろなワンピース、ララランロロロンとおはなばたけをあるくとはなもように、あめがふってくるとみずたまもようにかわります。やさしくリズミカルな文章がここちよい絵本です。

『おおきなかぶ』ロシア民話

内田莉莎子 再話  佐藤忠良 絵  福音館書店

おじいさんが育てた大きなかぶを、みんなで力をあわせひっぱります。おじいさん、おばあさん、まご、いぬ、ねこ、ねずみ。さて、大きなかぶはぬけるでしょうか?