春です!
新年度が始まるところも多く、新しい出会いや新しい組織、環境の変化などで慌ただしい日々を過ごしている方も多いのではないでしょうか。
肌寒かった気温も徐々に上がってきて、日中は暑いとさえ感じるようになってきました。
皆様も急な気温や環境の変化によって体調など崩さないようお気を付けください。
さて、そんな2026年度初めての展示ケース紹介は風霜文庫さんのマッチ箱の展示になります!


世代によってはなぜマッチ?と思われる方も多いかもしれません。
その理由の説明も含めて、風霜文庫さんからお言葉をお預かりしているので、まずはそちらをご紹介します!
煙草が広く使用されていた時、旅館・ホテルや飲食店にはサービス品として、たいてい置いてありました。
当然、お店の広告が刷ってありました。
マッチ箱に広告紙をはりつける内職があった程です。
時は移り、100円ライターに替り、そして消滅しました。
見たことのあるマッチ箱があるでしょうか?
そう、喫煙の習慣が深く関わっているんです。
今では片隅にある喫煙コーナーでたまに吸っている人を見かけるくらいになった煙草ですが、当時は吸わない人の方が少ないくらい多くの方が喫煙していました。
喫煙場所の制限もなく、街を歩けば煙草をふかしている人とすれ違うことも日常茶飯事な時代だったんですね。
そんな煙草を吸っている方が多くいる環境だからこそ、店名をアピールして持って帰ってもらうことのできるマッチ箱が広告としての価値を持ったんですね。
さあ、それでは風霜文庫さんのマッチ箱コレクションを見てみましょう!




これはすごいですね!優に200は超えているだろう圧巻のマッチ箱コレクション!
経営者さんたちがマッチ箱の小さいスペースの中でお店を宣伝すべく、意匠を凝らしたであろうデザインが勢ぞろいでとんでもない見応えです!
写真を分割してのご紹介になってしまうので少し伝わりにくいかもしれませんが、それでもこの圧倒的な物量と情報量は感じられるのではないでしょうか。
続いて、当時の雰囲気をより感じられる、拡大した写真をご紹介します。


このレトロな雰囲気!
マッチ箱という枠組みを超えて、小さい面積のなかに様々な当時のデザインや雰囲気が詰め込まれていて、その魅力や多彩さに目移りしてしまいます。


当時の特徴の一つとして著作権のゆるさがあります。
今では考えられないぐらいそのあたりが曖昧だったこともあり、見ていて「え、この絵使ってもいいの……?」と思っちゃうデザインがあったりするのも面白いです。


当時は飲食店でも喫煙が可能で、こういったマッチは各テーブルに置かれていたそうです。
当時就職した方の話によると、テーブルの上のマッチをチェックして補充するのも新入社員の仕事の一つだったとの事です。頻繁にマッチが補充されていたというこのエピソードからも、マッチの存在が生活に根差していたことがうかがえますね。


この辺りからは割と新しいマッチも多いのでしょうか、少しですが私も知っているお店のものも見受けられるようになってきました。


この辺りになると、シンプルに社名を入れるような洗練されたデザインのものが目立つようになってきました。
当時のバラエティにとんだものも、洗練されたものもどちらにもそれぞれの魅力があって面白いですね。
以上、今回の風霜文庫さんによる展示マッチ箱「どこの物? いつ頃の物? 岩国の物は?」のご紹介でした!
写真を撮る際ショーケースを開けて撮影したのですが、その際ケース内のレトロな香りが漂ってきて、当時の雰囲気を感じられてとても魅力的だと感じたのですが、それがお届けできないのが残念です。
しかし、このとても魅力的な展示は中央図書館に足を運んでいただければ直接見ることができるので、忙しい年度初めですが、ぜひ一度図書館に見に来ていただけたら幸いです。
また、今回素晴らしい展示をしていただいた風霜文庫さんは、過去にも中央図書館で展示をしていただいておりますので、よかったらこちらもご覧ください。
【展示ケース紹介】土笛の展示/風霜文庫さん(2025/4/1~4/30)
異国の文化と歴史を感じ取ることができて、今回とはまた違ったとても魅力的な展示になっています!!
さて、中央図書館展示ケースでは、皆様からの作品も随時募集しています。過去には創作物やコレクションの展示、研究発表など、様々なジャンルの展示がありました。
あなたの作品を中央図書館に来館された方々に見てもらいませんか? 展示の申込み・お問い合わせは、岩国市中央図書館管理班(31-5048)まで電話、または中央図書館2階事務室へ直接お越しください。
